仁和寺の拝観を終えて、次は龍安寺の石庭へ。ところが境内を出たところで、「嵐電に乗るか、バスを待つか、それとも歩くか」で迷う人は少なくありません。どちらも世界遺産の大きなお寺なので、移動に手間取ると、龍安寺の閉門時刻に追われて石庭をゆっくり眺められなくなります。
結論から言うと、仁和寺から龍安寺へは嵐電北野線の「御室仁和寺駅」から「龍安寺駅」へ乗る方法、市バス59系統で「龍安寺前」まで行く方法、そして観光道路「きぬかけの路」を歩く方法の3通りです。嵐電は大人250円の均一運賃、59系統は龍安寺の山門前のバス停に着くのが強みです。車なら仁和寺東側の普通車98台のコインパーキングを基点に組み立てると迷いません。
この記事では、仁和寺・龍安寺・京福電気鉄道・京都市交通局の公式情報をもとに、3つの移動手段の比べ方、拝観時間の差から決める回る順番、駐車場の使い方、紅葉ライトアップや御室桜の時期の注意点までを、出かける前の段取りとして1本にまとめました。
・仁和寺から龍安寺へ向かう嵐電・市バス・徒歩の3ルートの選び方
・仁和寺9:00、龍安寺8:00という開門時刻の差から決める回る順番
・仁和寺東側の駐車場98台と、龍安寺の「石庭拝観者1時間無料」の使い分け
・紅葉雲海ライトアップや御室桜の時期に気をつけたい段取り
仁和寺から龍安寺へは嵐電・バス・徒歩のどれで行く?

まずは3つの移動手段の特徴を押さえておきましょう。どれが正解というより、「誰と行くか」「どちらの寺を先にするか」「帰りにどこへ向かうか」で選び方が変わります。
迷ったら嵐電北野線、運賃250円で駅から駅へ
一番わかりやすいのは、京福電気鉄道の嵐電北野線を使う方法です。仁和寺の公式案内では、嵐電「御室仁和寺駅」から仁和寺まで徒歩約3分。龍安寺の公式案内では、京福(嵐電)龍安寺駅から龍安寺まで徒歩7分です。京福電気鉄道の公式運賃案内によると、嵐電は大人普通運賃250円の全線均一なので、乗る区間で運賃を調べ直す手間がありません。
場面で言えば、仁和寺の二王門を出てそのまま正面の道を南へ下り、御室仁和寺駅から乗車、龍安寺駅で降りて北へ歩く、という流れです。路面電車らしい小さな駅なので、券売機や改札で迷う時間も短く済みます。年配の方と一緒の日も、バスの系統や行き先表示を見比べる手間がないぶん動きやすい手段です。
注意したいのは、龍安寺駅から龍安寺までは徒歩7分あることです。駅に着いた瞬間に拝観できるわけではないので、閉門時刻の30分以上前には龍安寺駅に着くつもりで動くと落ち着いて石庭を見られます。
山門前に着きたいなら市バス59系統
龍安寺の公式案内には「市バス 59番系統 龍安寺前下車すぐ」とあります。バス停から歩く距離がほとんどないのが59系統の魅力です。仁和寺側でも、仁和寺の公式案内に京阪三条駅から市バス10番・59番で約40分と59系統の名前が出ており、仁和寺と龍安寺の両方を通る系統だとわかります。
雨の日や、足腰に不安のある家族と一緒の日は、駅から7分歩く嵐電よりも、バス停から「すぐ」の59系統のほうが体の負担は軽くなります。ベビーカーを押している場合も、歩く区間が短いのは助かります。
ただし、仁和寺の前でどのバス停名・どちら向きの乗り場から乗るかは、仁和寺の公式案内には書かれていません。乗る前に京都市交通局の「市バス・地下鉄案内」で行き先と乗り場を確認しておきましょう。紅葉シーズンの土休日は観光客で車内が混み合い、1本見送ることもあります。
天気のいい日は「きぬかけの路」を歩くのも手
仁和寺・龍安寺・金閣寺の3つの世界遺産は「きぬかけの路」と呼ばれる観光道路で結ばれています。仁和寺から龍安寺は、この道の一部をたどる区間にあたります。電車やバスの時間に縛られず、自分のペースで移動できるのが徒歩のよさです。
新緑や紅葉の季節、晴れた午前中に歩くと、衣笠山のふもとを通る道の雰囲気も楽しめます。嵐電の駅まで歩いて電車を待つ時間を考えると、歩いても大差ないと感じる人もいるでしょう。
とはいえ、仁和寺・龍安寺の公式案内には、2寺の間の徒歩所要時間は示されていません。車道沿いの歩道を歩く区間もあるので、出発前に地図アプリで経路と所要時間、坂の有無を確かめておくと安心です。真夏の日中や雨の日、小さな子ども連れの日は無理をせず、嵐電かバスに切り替えましょう。
3つのルートを一覧で比べると
各公式の案内をもとに、京都おでかけノートで3ルートの違いを表に整理しました。
| 比較項目 | 嵐電北野線 | 市バス59系統 | 徒歩(きぬかけの路) |
|---|---|---|---|
| 仁和寺側 | 御室仁和寺駅 徒歩約3分 | 乗り場は市バス案内で確認 | 二王門から出発 |
| 龍安寺側 | 龍安寺駅 徒歩7分 | 龍安寺前 下車すぐ | 山門に直接到着 |
| 運賃 | 大人250円(全線均一) | 乗車前に市バス案内で確認 | かからない |
| 向いている人 | 初めての人・乗り換えを減らしたい人 | 雨の日・歩く距離を減らしたい人 | 晴れた日・景色を楽しみたい人 |
出典:仁和寺 拝観案内/龍安寺 拝観案内/京福電気鉄道 運賃・きっぷ
嵐電で移動するとき、駅を降りてから迷わないためには?
嵐電は2寺を結ぶいちばん確実な足ですが、運賃の払い方や駅からの歩き方を知らないと、意外な時間ロスが生まれます。乗る前に押さえたい段取りを3つに分けて紹介します。
大人250円・こども120円、1日乗るならフリーきっぷ700円
京福電気鉄道の公式案内によると、嵐電の大人普通運賃は全線均一で250円です。こども運賃は6才以上12才未満が対象で120円。どこからどこまで乗っても同じ額なので、仁和寺から龍安寺の1区間でも、北野白梅町や帷子ノ辻まで乗り通しても運賃は変わりません。
1日に何度も嵐電に乗るなら、嵐電1日フリーきっぷ(大人700円、こども350円)が候補に入ります。たとえば午前に龍安寺、昼に仁和寺、午後は嵐山本線へ乗り継いで嵐山方面へ向かう、といった1日がかりの計画なら、乗車のたびに運賃を払うより手間が減ります。
一方、仁和寺と龍安寺の2寺だけで帰る日なら、フリーきっぷを買うまでもないことが多いはずです。何回乗るかを紙に書き出してから決めましょう。運賃は改定されることがあるので、出発前に京福電気鉄道の運賃・きっぷのページで最新額を確認しておくと確実です。
御室仁和寺駅は二王門の目の前、歩くのは徒歩約3分
仁和寺の公式案内では、嵐電「御室仁和寺駅」から徒歩約3分です。駅を出ると仁和寺の二王門が正面に見える位置関係なので、初めてでもまず迷いません。逆に龍安寺から仁和寺へ向かう場合も、御室仁和寺駅で降りれば3分ほどで境内の入口に着きます。
場面で考えると、仁和寺の拝観を終えて二王門から出たら、そのまま門前の道を駅へ戻るだけ。御所庭園や霊宝館をじっくり見て時間が押しても、駅まで近いので移動の見通しが立てやすいのが利点です。
ただし、仁和寺の境内は広く、御所庭園の入口から二王門までも歩く距離があります。駅からの3分に、境内を出口まで戻る時間も加えて計算しておきましょう。電車の本数は時間帯で変わるため、乗る予定の時間帯の時刻を京福電気鉄道の公式サイトで先に見ておくと、ホームで長く待たずに済みます。
龍安寺駅から山門までは徒歩7分、閉門前は早めに動く
龍安寺の公式案内では、京福(嵐電)龍安寺駅から龍安寺までは徒歩7分です。仁和寺側の徒歩約3分と比べると、こちらは倍以上歩くことになります。さらに山門から石庭のある方丈までは境内を歩くので、駅から石庭の前に座るまでには、もう少し時間を見込んでおくのが現実的です。
龍安寺の拝観時間は、3月1日〜11月30日が8:00〜17:00、12月1日〜2月末日が8:30〜16:30です。冬は終わりが早くなるので、仁和寺を午後遅くまで回ってから龍安寺へ向かう計画は、季節によっては時間が足りなくなります。
原因は、龍安寺駅から山門まで徒歩7分、山門から方丈までさらに境内を歩く時間を計算に入れていないこと。冬の夕方に仁和寺から嵐電で移動し、駅に着いた時点で龍安寺の16:30が目前、という流れが典型です。対策は、龍安寺を先に回すか、仁和寺を出る時刻を「龍安寺の拝観終了の1時間前」に決めておくこと。龍安寺の公式案内では拝観所要時間は30〜40分なので、その時間を確保できる出発時刻から逆算しましょう。
バスで移動するなら何系統に乗ればいい?

バスは「どの系統に乗るか」「どの停留所で降りるか」で、歩く距離も帰りの便利さも変わります。龍安寺・仁和寺の公式案内に出てくる系統を中心に整理しました。
59系統は龍安寺前で降りてすぐ、歩く距離が短い
龍安寺の公式案内で「下車すぐ」と書かれているのは、市バス59系統の「龍安寺前」です。京都市交通局の時刻表でも、59系統は「金閣寺・龍安寺・山越行」として案内されています。仁和寺の公式案内にも京阪三条駅から市バス10番・59番で約40分とあり、59系統は仁和寺と龍安寺の両方の最寄りを結ぶ系統です。
雨の日に傘をさして歩く距離を減らしたい、ベビーカーや年配の家族と一緒に動きたい、という場面では59系統が第一候補になります。嵐電のように駅から7分歩く必要がないので、龍安寺の拝観時間ぎりぎりの移動でも、山門までの時間を読みやすくなります。
注意点は、仁和寺から龍安寺へ向かうときは、59系統の中でも金閣寺・河原町方面へ向かう便に乗る必要があることです。反対向きに乗ると山越方面へ進んでしまいます。乗り場と向きは、京都市交通局の「市バス・地下鉄案内」で事前に確認しておきましょう。
時刻表は平日と土休日で違う、本数を先に見ておく
京都市交通局が公開している59系統の時刻表(令和8年3月20日実施)を見ると、河原町今出川発の10時台は平日が0・15・(30)・45分、休日が15・(30)・45分です。かっこ付きの便は、広沢池・佛大広沢校前経由の山越中町行きと案内されています。この例のように、平日と土休日で本数が違い、経由地の違う便も混ざります。
龍安寺前・仁和寺付近のバス停の時刻はこの例とは異なるので、実際に乗るバス停の時刻表を京都市交通局の公式時刻表や市バス・地下鉄案内で確認してください。1時間に数本の系統なので、仁和寺を出る時刻をバスの時刻に合わせておくと、バス停での待ち時間が短くなります。
土休日の紅葉シーズンは道路が混み、時刻表どおりに来ないこともあります。バスを1本逃したら嵐電に切り替える、という逃げ道を用意しておくと気持ちに余裕が生まれます。
50系統の「立命館大学前」は帰りの京都駅方面に便利
龍安寺の公式案内には、59系統のほかに市バス50系統「立命館大学前」から徒歩7分というルートも載っています。59系統より歩く距離は増えますが、京都駅方面へ帰る場合に候補になる系統です。
たとえば、午前に仁和寺、昼過ぎに龍安寺を回り、そのまま京都駅から新幹線で帰る日なら、龍安寺から立命館大学前まで歩いて50系統に乗る、という組み立てができます。龍安寺から京都駅への帰り方は、別の記事で系統ごとに詳しくまとめています。

注意したいのは、立命館大学前は大学の最寄りなので、平日の授業時間帯の前後は学生の乗り降りが多くなることです。荷物が多い日や、混雑したバスに乗るのがつらい同行者がいる日は、嵐電で北野白梅町まで出てから乗り換えるなど、別ルートも頭に入れておきましょう。
仁和寺へのアクセスは26番、京都駅から約40分
龍安寺を先に回って、仁和寺へ向かう逆ルートの場合、仁和寺の公式案内に出てくる市バス26番も知っておくと便利です。仁和寺の公式案内では、京都駅から26番で約40分、阪急西院駅から26番で約25分、阪急大宮駅から26番で約30分です。
京都駅から朝のうちに仁和寺へ直行し、仁和寺のあとで龍安寺へ移る、という計画を立てる人にも26番は使いやすい系統です。阪急沿線から来る人なら、西院駅から乗れば乗り換えは1回で済みます。
行きは京都駅から市バス26番で仁和寺へ、2寺の間は嵐電、帰りは龍安寺から市バス50系統で京都駅へ。こうすると同じ道を往復せずに済み、乗り換えの回数も抑えられます。阪急沿線から来る人は、行きを西院駅からの26番にすると組み立てやすくなります。
先に回るのはどっち?拝観時間と料金で決める順番
キーワードは「仁和寺から龍安寺」ですが、実は回る順番は逆のほうがラクになる日もあります。開門時刻・料金・所要時間を並べると、自分に合う順番が見えてきます。
実は龍安寺のほうが1時間早く開く
意外と知られていないのが、開門時刻の差です。龍安寺の公式案内では、3月1日〜11月30日は8:00から拝観できます。一方、仁和寺の御所庭園は9:00からです。朝一番に動ける人なら、龍安寺を先に回り、仁和寺へ移動するとちょうど開門の時間帯にかかります。
朝の龍安寺は、石庭の前の縁側に座る人もまだ少ない時間帯です。龍安寺の公式案内によると拝観所要時間は30〜40分なので、8:00に入れば、9:00前後に龍安寺を出て仁和寺へ向かう流れが組めます。ここで嵐電なら龍安寺駅から御室仁和寺駅へ、仁和寺側は駅から徒歩約3分です。
冬場は、龍安寺が8:30開門、仁和寺の御所庭園が9:00からなので差は縮まりますが、それでも龍安寺のほうが先に開きます。一方、拝観の終わりは3〜11月がどちらも17:00(仁和寺の御所庭園は16:30受付終了・龍安寺の閉門は17:30)、12〜2月はどちらも16:30なので、午後から出かける日は受付終了の早い仁和寺を先に回すと時間切れを防げます。
拝観料と時間を表で比べる
2寺の拝観料・拝観時間・休みを、各公式の案内から京都おでかけノートで1表にまとめました。
| 比較項目 | 仁和寺(御所庭園) | 龍安寺 |
|---|---|---|
| 大人 | 800円 | 600円 |
| 高校生 | 無料 | 500円 |
| 小・中学生 | 無料 | 300円 |
| 3〜11月の時間 | 9:00〜17:00(16:30受付終了) | 8:00〜17:00 |
| 12〜2月の時間 | 9:00〜16:30 | 8:30〜16:30 |
| 休み | 寺務所へ電話で確認 | 年中無休 |
| 障害者手帳 | 本人のみ免除 | 大人300円 |
出典:仁和寺 拝観案内/龍安寺 拝観案内。仁和寺の霊宝館は期間限定の公開で、大人500円の別料金です。2026年秋は御所庭園で「梵字展」(10月3日〜11月20日)が開かれ、期間中の御所庭園の拝観料は大人1,000円(高校生以下無料)です。また11月2日〜4日は御所庭園の拝観が停止されます。
| 住所 | 京都府京都市右京区御室大内33 |
| 電話番号 | 075-461-1155 |
| 営業時間 | 御所庭園 3〜11月9:00〜17:00(16:30受付終了)/12〜2月9:00〜16:30 |
| 定休日 | 公式拝観案内ページに休みの記載なし。電話で確認 |
| アクセス | 嵐電「御室仁和寺駅」徒歩約3分/市バス26番(京都駅から約40分、阪急西院駅から約25分)/JR嵯峨野線花園駅徒歩約15分 |
| 駐車場 | あり。仁和寺東側の24時間コインパーキング 普通車98台・大型12台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
家族連れは仁和寺の「高校生以下無料」が効いてくる
仁和寺の公式案内では、御所庭園・霊宝館ともに高校生・中学生・小学生は無料です。一方の龍安寺は、高校生500円、小・中学生300円の拝観料がかかります。子ども連れの家族で2寺を回る場合、子どもの分の拝観料がかかるのは龍安寺だけ、と覚えておくと予算が立てやすくなります。
場面で言えば、小学生と中学生のきょうだいを連れた4人家族なら、仁和寺では大人2人分、龍安寺では大人2人分と小・中学生2人分の拝観料を用意しておく計算です。団体で訪れる場合、龍安寺は団体割引の取り扱いがないと公式に案内されているので、人数が多くても1人あたりの料金は変わりません。
龍安寺では、障害者手帳を持参した大人の拝観料は300円です。仁和寺では手帳の提示で本人のみ拝観料が免除になります。同行者の分は通常料金なので、事前に人数分を把握しておきましょう。
所要時間の目安は龍安寺30〜40分、仁和寺は余裕を持って
龍安寺の公式案内では、拝観所要時間は30〜40分です。石庭を眺め、方丈を回り、鏡容池のまわりを歩くとそのくらいになります。一方の仁和寺は境内が広く、御所庭園に加えて霊宝館の公開期間や、境内の五重塔・金堂のあたりを歩くかどうかで滞在時間が大きく変わります。
仁和寺の所要時間は公式案内に目安の記載がないため、半日の計画なら、仁和寺に1時間〜1時間半ほど、龍安寺に1時間弱、移動に30分前後を見込んでおくと、全体で半日に収まりやすくなります。これは京都おでかけノートの目安なので、霊宝館まで見る日はもう少し長めに取りましょう。
2026年秋は、仁和寺の霊宝館で秋季名宝展が10月3日〜11月29日に開かれています。公開時間は10:00〜16:30(最終受付16:00)、大人500円で、月曜は休館です(11月23日は開館)。霊宝館まで見たい人は、仁和寺を先に回し、10:00の開館に合わせて着く計画にすると時間を無駄にしません。
車で2寺を回るとき、駐車場はどう使い分ける?
森の京都方面や大阪・滋賀から車で来る人も多いエリアです。2寺の駐車場は仕組みがまったく違うので、停める場所の選び方がそのまま1日の段取りになります。
仁和寺東側は24時間のコインパーキング、普通車98台
仁和寺の公式案内によると、駐車場は仁和寺の東側にあり、2025年10月11日から24時間営業のコインパーキングに変わりました。台数は普通車(9人乗りまで)98台、バス・大型車(10人乗り以上)12台です。名神高速道路の京都南インターまたは京都東インターから、それぞれ約40分と案内されています。
24時間営業なので、朝早く着いて先に龍安寺へ向かう場合でも、仁和寺の開門を待たずに車を停められます。駐車場名は「GSパーク仁和寺」で、仁和寺のお知らせによると一般車は全日30分300円、最大料金は平日のみ当日24時まで1,000円です(土日祝と御室花まつり期間は最大料金なし)。料金は変わることがあるため、現地の料金看板もあわせて確認してください。
紅葉の土休日や御室桜の季節は、この98台が早い時間に埋まることがあります。満車のときは周辺の民間コインパーキングを探すことになりますが、門前の道は細く、観光バスも出入りします。満車が心配な季節は、車を京都市外の駅周辺に置いて電車で来る、という選択肢も考えておきましょう。
龍安寺の駐車場は石庭拝観者に限り1時間無料
龍安寺の公式案内には「駐車場は石庭拝観者に限り1時間無料です。」とあります。台数は公式案内に示されていないので、混雑期の空き状況は龍安寺へ電話で確認するのが確実です。
龍安寺の拝観所要時間は30〜40分なので、石庭と境内だけを見るなら1時間の無料時間内に収まります。朝8:00の開門に合わせて龍安寺の駐車場に停め、拝観を終えたら車で仁和寺の駐車場へ移る、という使い方が車派にはわかりやすい流れです。
1時間を超えた分の料金や、拝観をしない場合の扱いは、龍安寺の公式案内で確認しておきましょう。鏡容池のまわりをゆっくり歩いたり、境内で休憩したりすると1時間はあっという間です。時計を見ながら回る意識を持っておくと安心です。
| 住所 | 〒616-8001 京都市右京区龍安寺御陵下町13 |
| 電話番号 | 075-463-2216 |
| 営業時間 | 3月1日〜11月30日 8:00〜17:00(閉門17:30)/12月1日〜2月末日 8:30〜16:30(閉門17:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| アクセス | 市バス50番「立命館大学前」徒歩7分/市バス59番「龍安寺前」すぐ/京福(嵐電)龍安寺駅徒歩7分 |
| 駐車場 | あり(台数は公式に記載なし)。石庭拝観者は1時間無料 |
| 公式サイト | 公式サイト |
車1台なら「仁和寺に置いて嵐電で往復」も現実的
車で来た人が2寺の間を移動するとき、毎回車を動かすのが最善とは限りません。仁和寺東側のコインパーキングは24時間営業なので、ここに車を置いたまま嵐電で龍安寺を往復する方法もあります。嵐電は大人250円の全線均一運賃なので、往復しても運賃はわかりやすい計算です。
この方法なら、龍安寺の駐車場が満車かどうかを気にする必要がなく、紅葉シーズンの土休日でも動きやすくなります。家族4人なら車を動かすほうが手軽、2人なら嵐電で往復しても負担は少ない、というように人数で決めるのもいい判断軸です。
原因は、龍安寺の駐車場の「1時間無料」は石庭拝観者向けで、2寺を回るための駐車場ではないことを意識していないこと。龍安寺に車を置いたまま仁和寺まで足をのばすと、仁和寺の拝観だけで1時間を超えてしまいます。対策は、2寺を回る日は仁和寺東側の24時間コインパーキングを拠点にするか、龍安寺の拝観を終えたらすぐ車で仁和寺へ移ること。どちらにするかを出発前に決めておきましょう。
紅葉・御室桜の時期はどこに気をつける?
仁和寺から龍安寺のルートは、春の御室桜と秋の紅葉で人の流れが大きく変わります。季節イベントの日程と料金を、公式の発表をもとに整理しておきます。
2026年秋の紅葉雲海ライトアップは金土日祝だけ
仁和寺の公式お知らせによると、紅葉雲海ライトアップは令和8年(2026年)10月24日〜12月13日の金土日祝に開催されます。時間は18:30〜21:00で、受付は18:00開始・20:30終了(11月20日のみ受付18:30開始)。11月8日(日)と11月28日(土)は休止日です。拝観料は大人2,800円、高校生以下は無料です。
龍安寺と組み合わせるなら、昼のうちに龍安寺を回り、夕方は休憩をはさんで夜に仁和寺へ、という流れになります。龍安寺は11月30日までは17:00まで拝観できるので、15時台に龍安寺へ入れば、ライトアップまでの時間に食事を済ませる余裕も生まれます。
ライトアップには、嵯峨野トロッコ列車の片道が付いたセット券(3,380円)も用意されています。仁和寺のお知らせによると、2026年10月15日から仁和寺・嵯峨野観光鉄道の公式サイト内の専用ページで発売されており、WEB予約のみ・利用日の28日前から当日まで購入でき、18歳以上のみの設定です。詳細は仁和寺のセット券のお知らせで確認してください。
紅葉の見頃は仁和寺・龍安寺で少しずれる
紅葉の見頃は年によって変わり、2寺それぞれで色づく時期も少しずれます。仁和寺の紅葉は例年11月中旬〜12月上旬が目安とされていますが、仁和寺からの公式の見頃発表は、その年のお知らせページで確認するのが確実です。仁和寺の紅葉の詳しい回り方は、別の記事にまとめています。

龍安寺の紅葉の見頃は、龍安寺の公式案内では時期が示されていないため、電話で問い合わせるのが確実です。紅葉の時期は、12月に入ると龍安寺の拝観終了が16:30に早まる点にも注意しましょう。見頃の後半に夕方の龍安寺を狙うと、思ったより早く拝観が終わることがあります。龍安寺の紅葉は、こちらの記事で回り方をまとめています。

紅葉シーズンの土休日は、59系統のバスも嵐電も混み合います。朝8:00の龍安寺から始め、昼前に仁和寺へ移る順番にすると、人の多い時間帯を少しずらせます。
御室桜の時期は仁和寺に特別入山料がかかる
仁和寺の御室桜の時期には「御室花まつり」が開かれ、特別入山料がかかります。2026年(前季)の御室花まつりは3月27日〜5月6日に開かれ、特別入山料は大人800円でした(前季の実績です)。高校生・中学生・小学生は無料と仁和寺の公式案内にあります。来季の日程と料金は、仁和寺の公式のお知らせで発表を待ちましょう。
御室桜は遅咲きの桜として知られ、見頃は例年4月上旬〜中旬が目安とされています。京都市内の他の桜が散り始めたころに見頃を迎えることが多いので、春の京都で最後に桜を見に行く場所として仁和寺を選び、そのあとで龍安寺へ回る計画にすると、春の1日を組み立てやすくなります。
花まつりの期間は、仁和寺東側の駐車場も早く埋まりやすくなります。車で来るなら朝の早い時間に着くか、電車とバスで来る計画にしておくと安心です。
半日モデルコースと、同行者別の回り方は?
ここまでの情報をもとに、仁和寺から龍安寺を含めた回り方を、同行者や天気に合わせて組み立ててみます。
朝8:00の龍安寺から始める半日コース
開門時刻の差を生かすなら、龍安寺から始めるのが効率のいい順番です。8:00に龍安寺に入り、石庭と鏡容池のまわりを30〜40分で回ります。龍安寺を出たら、嵐電の龍安寺駅(徒歩7分)から御室仁和寺駅へ移動し、駅から徒歩約3分で仁和寺の二王門に着きます。9:00に御所庭園が開くので、ちょうどいい時間帯に入れます。
仁和寺では御所庭園を回り、霊宝館の公開期間なら10:00の開館に合わせて見学。昼前に仁和寺を出て、門前で昼食をとるか、市バス26番で京都駅へ戻る流れです。仁和寺の公式案内では京都駅まで26番で約40分なので、午後の新幹線や電車にも間に合わせやすい組み立てです。
キーワード通り「仁和寺から龍安寺」の順で回りたい人は、9:00に仁和寺の御所庭園に入り、11時ごろに仁和寺を出て龍安寺へ向かえば、龍安寺の拝観時間を気にせず回れます。どちらの順番でも、龍安寺の拝観終了時刻から逆算して出発することだけは忘れないようにしましょう。
金閣寺までつなぐなら龍安寺を真ん中に
仁和寺・龍安寺・金閣寺の3つの世界遺産は「きぬかけの路」でつながっています。3寺を1日で回るなら、龍安寺を真ん中に置いて「仁和寺→龍安寺→金閣寺」または逆の「金閣寺→龍安寺→仁和寺」の順で回ると、行ったり来たりせずに済みます。龍安寺の公式案内にある59系統は「金閣寺・龍安寺・山越行」で、金閣寺方面ともつながる系統です。
3寺を回る日は、朝の龍安寺8:00、仁和寺9:00の開門時刻を基準に、どこを午前、どこを午後に置くかを決めましょう。3寺とも境内を歩く距離があるので、歩きやすい靴で出かけ、途中でベンチや休憩所に座る時間も計画に入れておくと疲れにくくなります。
雨の日・年配の家族・子ども連れでの使い分け
雨の日は、歩く距離が短い市バス59系統の「龍安寺前」が頼りになります。龍安寺の公式案内では下車すぐなので、傘をさして歩く時間を最小限にできます。仁和寺側では霊宝館の公開期間なら屋内で過ごせる時間が増えるので、2026年秋(10月3日〜11月29日)は雨の日の行き先として組み込みやすい時期です。
年配の家族と一緒の日は、2寺の間をバスか嵐電で移動し、徒歩はできるだけ駅・バス停から寺までに抑えましょう。龍安寺の拝観所要時間30〜40分のうち、石庭の前の縁側に座って眺める時間をたっぷり取ると、無理なく楽しめます。
子ども連れの家族は、仁和寺の高校生以下無料を生かして、仁和寺の境内でゆっくり過ごし、龍安寺は30〜40分で回る配分がちょうどいいでしょう。授乳室やおむつ替えの設備については、2寺の公式案内の主要ページでは見当たらないため、出かける前に仁和寺(075-461-1155)・龍安寺(075-463-2216)へ問い合わせてから計画すると安心です。
| 龍安寺→仁和寺の順(朝型) | 仁和寺→龍安寺の順(キーワード通り) |
|---|---|
| 8:00開門の龍安寺で朝の時間を使える 仁和寺9:00の開門にちょうど合う 昼前に仁和寺から26番で京都駅へ戻りやすい | 仁和寺9:00開門まで待つことがある 龍安寺の拝観終了から逆算が必要 帰りは龍安寺から50系統で京都駅方面へ |
まとめ
まずは出かける日の龍安寺の拝観時間(冬は16:30まで)を確認し、そこから逆算して「どちらの寺を先にするか」と「2寺の間を嵐電・バス・徒歩のどれで移るか」を決めてみてください。それだけで当日の動きがぐっと軽くなります。
※拝観料・拝観時間・運賃・駐車場の情報は変わることがあります。お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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