鞍馬寺と貴船神社は、地図で見るとすぐ隣なのに、どちらから回るか・どこまで歩くか・帰りに何に乗るかで1日の疲れ方がまるで変わる組み合わせです。叡山電車の鞍馬駅と貴船口駅は隣り合う駅ですが、その間には鞍馬山がひとつ挟まっています。山を越えて歩くのか、電車とバスで回り込むのかを決めずに出かけると、本殿の閉扉時刻やケーブルの終発に追われることになります。
結論から言うと、初めてなら午前中に鞍馬駅から入り、鞍馬寺の本殿金堂から奥の院参道を魔王殿まで歩き、西門から貴船へ下りて貴船神社を三社詣で回る順番がいちばん組みやすいです。鞍馬寺公式の健脚コースは魔王殿から貴船神社まで徒歩約20分と案内しており、貴船側に下りてからはバスか徒歩で貴船口駅に戻れます。
この記事では、鞍馬寺公式・貴船神社公式・叡山電車・京都バスの案内をもとに、区間ごとの所要時間、愛山費やケーブルの料金、本殿開扉時間からの逆算、雨の日や車で行く場合の組み替え方まで、出かける前に決めておく段取りをまとめます。
・鞍馬から貴船へ山を越える順番と、公式の区間別所要時間
・愛山費500円・ケーブル片道200円と、本殿開扉9:00~16:15からの逆算
・貴船神社の三社詣(本宮・奥宮・結社)の回り方と帰りの足
・雨の日・車・鞍馬の火祭など、状況別の組み替え方
鞍馬寺 貴船神社 モデルコースは「鞍馬から入って貴船へ抜ける」順が組みやすい

先に鞍馬寺へ行く理由は「閉まる時刻」と「上り坂」
鞍馬寺から先に回るのがおすすめなのは、時間の制約がきついのが鞍馬寺の側だからです。鞍馬寺公式サイトのお知らせ欄では、本殿開扉は9:00~16:15、ケーブルは始発8:40(上り)・終発16:25(下り)と案内されています。一方の貴船神社は、貴船神社公式の参拝案内で5/1~11/30の本宮参拝時間が6:00~20:00とされ、授与所も9:00~17:00です。閉まるのが早い方を午前に置き、遅くまで開いている方を午後に回すと、時刻に追われる場面が減ります。
もうひとつの理由は坂の向きです。鞍馬寺の山門から本殿金堂までは公式に「30分程の道のり」とある九十九折の上り坂で、さらに本殿から奥の院参道を魔王殿まで進んで西門側へ下ると貴船に出ます。鞍馬から入れば、登りきった後は貴船側へ下っていく形になります。逆に貴船から入ると、西門から本殿方面へ山を登り返すことになります。
家族連れや年配の方と一緒なら、この順番の差が後半の足に響きます。注意点として、本殿開扉が16:15までなので、午後に鞍馬駅へ着く日程だと本殿で参拝してから山を越える時間が残りにくいです。鞍馬寺のケーブル上り終発16:20について、公式は「これで上ると本殿は、閉っています」と書いています。到着が昼を回りそうな日は、山越えをやめて電車で貴船口へ回る組み方(後述)に切り替えるのが無難です。
鞍馬寺は本殿開扉9:00~16:15、貴船神社は5/1~11/30の本宮参拝6:00~20:00。閉まるのが早い鞍馬寺を午前に、遅くまで参拝できる貴船神社を午後に置くと、上り坂も前半に片付きます。
公式の区間時間を並べると、どこで時間がかかるかが見える
モデルコースを組むときは、合計時間を誰かの目安で決めるより、公式が出している区間ごとの時間を並べて、自分の歩く速さで読み替えるほうが確実です。鞍馬寺公式の交通地図ページには、健脚コースとケーブルコースの区間時間が書かれています。京都おでかけノート調べとして、その値を1表にまとめました。
| 区間 | 健脚コース(歩き) | ケーブルコース |
|---|---|---|
| 鞍馬駅→山門(仁王門) | 徒歩3分 | 徒歩3分 |
| 山門→由岐神社/普明殿 | 由岐神社まで徒歩5分 | 普明殿(ケーブル山門駅)まで徒歩2分 |
| 本殿金堂まで | 由岐神社から徒歩20分(九十九折参道) | ケーブル2分+多宝塔駅から徒歩10分 |
| 本殿金堂→魔王殿 | 徒歩30分 | (ケーブルなし・歩き) |
| 魔王殿→貴船神社 | 徒歩20分 | (ケーブルなし・歩き) |
| 貴船神社→貴船口駅 | 徒歩40分(またはバス) | 徒歩40分(またはバス) |
表を見るとわかるとおり、ケーブルで短縮できるのは山門から本殿金堂までの上りだけです。本殿から先の奥の院参道は、どちらを選んでも歩きになります。また、この表の時間には参拝や休憩、写真を撮る時間は入っていません。各お堂で手を合わせる時間、息を整える時間を足して見積もるのが現実的です。表の時間は鞍馬寺公式の値で、貴船神社に着いてからの三社詣(本宮・結社・奥宮)の移動時間は含まれていない点にも注意してください。
半日で終えるか、1日かけるかは「山を越えるかどうか」で決まる
鞍馬と貴船を回る日程は、大きく分けると「山を越える1日コース」と「山を越えない半日コース」の2つです。山を越える場合は、鞍馬駅から本殿、奥の院参道、魔王殿、西門を経て貴船神社へ下り、三社詣を済ませて貴船口駅へ戻ります。表の歩き時間だけでも1時間を超え、参拝と休憩を足すと昼をまたぐ行程になるので、昼食をどこで取るかも先に決めておきたいところです。奥の院参道は山道なので、食事は鞍馬駅側か貴船側でまとめる前提で組んでください。
山を越えない場合は、鞍馬寺はケーブルで本殿金堂まで上って参拝し、同じ道を下りて鞍馬駅へ戻ります。そこから叡山電車で隣の貴船口駅まで移動し、京都バス33系統で「貴船」へ向かって貴船神社を参拝する流れです。歩く距離は大きく減りますが、電車とバスの乗り継ぎ待ちが入ります。
どちらにするかの目安は、同行者の足と出発時刻です。午前の早い時間に鞍馬駅へ着けるなら山越え、昼前後に着くなら山越えなし、と決めておくと当日迷いません。山越えを選んだ場合でも、本殿に着いた時点で疲れが出ていたら、そこからケーブルで下りて電車ルートに切り替えられるのが鞍馬から入る順番の利点です。逆に貴船から入って西門から登り始めると、途中で引き返す判断がしにくくなります。
出町柳からどう行く?叡山電車と国際会館ルートの選び方
基本は出町柳から叡山電車で鞍馬駅まで約30分
京都市内から鞍馬へ向かう基本ルートは、京阪電車の終点・出町柳駅で叡山電車に乗り換える経路です。鞍馬寺公式の交通案内では、出町柳駅から叡山電車で「鞍馬駅」まで30分とされています。鞍馬駅から山門(仁王門)までは徒歩3分なので、駅に着いたらすぐ参拝が始まる距離感です。運賃は、叡山電車の運賃案内の普通運賃表では、出町柳から鞍馬・貴船口ともおとな470円(こども240円)です。
阪急で来る場合は河原町駅で降りて四条大橋を渡り、京阪の祇園四条駅から出町柳へ。地下鉄東西線なら三条京阪駅から京阪三条駅に乗り継ぎます。JR京都駅からは、JR奈良線で東福寺駅へ出て京阪に乗り換える経路が鞍馬寺公式に載っています。
注意したいのは、出町柳駅の叡山電車には行き先の違う電車があることです。叡山電車の鞍馬線は途中の宝ケ池で叡山本線と分かれるので、鞍馬方面の電車に乗っているかを確認してから乗車してください。出町柳駅は鴨川デルタのすぐそばなので、帰りに時間が余れば川沿いを少し歩くこともできます。

地下鉄沿線からなら国際会館駅から京都バスで「鞍馬」へ25分
京都駅や烏丸沿線から出る場合は、地下鉄烏丸線の終点・国際会館駅から京都バスに乗る経路もあります。鞍馬寺公式の交通案内では、国際会館駅から京都バスの鞍馬温泉行きに乗り「鞍馬」下車(25分)とされています。出町柳まで京阪で回り込む必要がないので、京都駅から地下鉄1本で国際会館まで行ける人には乗り換えが少ない経路です。
貴船側だけに向かう場合は、京都バスの貴船神社案内ページで、国際会館駅から52系統・特52系統・特54系統で「貴船口」へ向かい、叡電貴船口駅前まで歩いて33系統に乗り換える経路が紹介されています。
使い分けの場面としては、往路を国際会館からのバスで鞍馬に入り、帰りは貴船口駅から叡山電車で出町柳へ抜ける、という組み合わせが考えられます。行きと帰りで経路を変えると、同じ道を戻る手間が減ります。注意点は、バスは道路状況の影響を受けることと、紅葉期の週末など混む時期は乗り切れない便が出る可能性があることです。時刻は京都バスの時刻表PDF(貴船神社公式のアクセスページからも33系統・52系統の時刻表に飛べます)で、平日と土休日を分けて確認してから出かけてください。
帰りの貴船口駅までは京都バス33系統か、徒歩40分か
貴船神社から叡山電車に乗るには、貴船口駅まで戻る必要があります。鞍馬寺公式の健脚コースでは、貴船神社から貴船口駅まで「徒歩40分(またはバス)」と書かれています。バスは京都バス33系統で、京都バス公式の貴船神社の観光案内では、叡電貴船口駅前から33系統に乗り「貴船」下車と案内されており、帰りはこの逆向きに乗ります。京都府観光連盟の案内では、「貴船」バス停から貴船神社までは徒歩約5分です。
山を越えてきた後なら、帰りはバスを使うのが体力的に楽です。ただし33系統の運賃と所要時間は、京都バス公式ページの本文に金額の記載がないため、運賃表PDF・時刻表で確認してください。ICカードは33系統では降車時に1回タッチする方式と京都バス公式に書かれています。
徒歩40分の道は貴船川沿いの車道で、歩くこと自体はできますが、夕方以降は暗くなるのが早い季節もあります。バスの最終時刻を時刻表で押さえておき、間に合わなければ歩く、と決めておけば慌てません。混雑期はバス停に列ができやすいので、帰りの時間に余裕を持たせておくのが段取りのコツです。
行きは「出町柳→鞍馬駅(叡山電車約30分)」か「国際会館→鞍馬(京都バス25分)」、帰りは「貴船→貴船口駅前(京都バス33系統)→叡山電車」が基本形です。33系統と国際会館発のバスは平日・土休日で時刻が違うので、出発前の晩に京都バスの時刻表PDFを開いて、帰りに乗りたい便の目星をつけておきましょう。
鞍馬寺の山内はどう登る?九十九折参道とケーブルの分かれ道

山門で愛山費500円を納めてから参拝が始まる
鞍馬寺に入るときは、山門(仁王門)で愛山費を納めます。鞍馬寺公式の入山案内では、愛山費は500円(令和5年4月1日より)とされています。鞍馬駅から山門までは徒歩3分なので、駅を出て土産物店の並ぶ通りを抜けるとすぐ山門です。
ここで最初に決めるのが、九十九折参道を歩いて上るか、ケーブルで上るかです。鞍馬寺公式は、ケーブルで本殿を往復する「安楽の道」から、山門から貴船に至る西門まで歩く「修行の道」まで、体力・体調・目的に応じて道を選ぶよう案内しています。山越えをする日でも、山門から本殿までの上りだけケーブルを使って体力を温存する、という選び方もできます。
注意点として、ペットは入山できますが、ケーブルとお堂には入れないと公式に書かれています。犬連れの場合は九十九折参道を歩く前提で組んでください。また、鞍馬寺には駐車場がありません。車で来て山門まで車で寄せる、という使い方はできないので、車の場合は第7章の駐車場の段取りを先に読んでおくと安心です。
| 住所 | 〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町1074番地 |
| 電話番号 | 075-741-2003 |
| 営業時間 | 本殿開扉 9:00~16:15/ケーブル 始発8:40(上り)・終発16:25(下り) |
| アクセス | 叡山電車 鞍馬駅から徒歩3分で山門(仁王門)/出町柳から叡山電車で約30分 |
| 駐車場 | 鞍馬寺に駐車場はありません。周辺に駐車場があります。 |
| 公式サイト | 公式サイト |
九十九折参道は由岐神社から本殿まで徒歩20分の上り
歩いて上る場合は、山門から徒歩5分で由岐神社、そこから九十九折参道を徒歩20分で本殿金堂・金剛床に着く、と鞍馬寺公式の健脚コースにあります。鞍馬寺公式のトップページでは、清少納言が『枕草子』で「近うて遠きもの鞍馬の九十九折の道」と記した参道と紹介されており、山門から本殿金堂までを「30分程の道のり」としています。
この区間は、つづら折りの坂が続く上りです。九十九折参道を歩くと、由岐神社をはじめ道沿いのお堂や史跡を見ながら上れるので、鞍馬山の雰囲気をしっかり味わいたい人に向いています。時間に余裕のある午前中に入れる日は、上りを歩きにして、帰りの体力は貴船側のバスで調整する、という考え方もあります。
場面としては、朝の早い時間に鞍馬駅へ着いて、本殿開扉の9:00前後に本殿へ着くように歩き始めると、山内が混む前に本殿まで上がれます。注意したいのは、上りの30分は休まず歩いた場合の目安だという点です。小さな子ども連れや、坂に慣れていない同行者がいる場合は、途中で休む時間を見込んでおきましょう。由岐神社は10月22日の鞍馬の火祭の舞台でもあり、その日は参道周辺が祭りの準備や人出で普段と違う状態になります(第7章で詳しく触れます)。
ケーブルは片道200円・20分毎、上りの終発に注意
ケーブルを使う場合は、山門から徒歩2分の普明殿(ケーブル山門駅)から乗って、2分で多宝塔駅に着き、そこから徒歩10分で本殿金堂です。料金は大人片道200円、小学生以下片道100円のケーブル寄付金で、運行間隔は20分毎と鞍馬寺公式の交通案内に書かれています。
時刻は、始発が山門駅(上り)8:40・多宝塔駅(下り)8:45です。終発は山門駅(上り)16:20、多宝塔駅(下り)16:25(1~5月・9~12月)。20分毎の運行なので、乗り場に着いた時間によっては次の便まで待つことになります。往復ケーブルで本殿だけ参拝するなら、ケーブル待ちを含めても山内の時間は短く済みます。
注意点は3つあります。1つ目は、上りの終発16:20で上っても本殿はもう閉まっていると公式が明記していることです。2つ目は、ケーブルは定期点検で運休する日があることです。鞍馬寺公式トップの行事のお知らせ欄には、定期点検によるケーブル運休日(2026年は10月27日午前中など)が載ります。臨時運休も行事のお知らせで告知されるので、出かける週には公式トップページのお知らせ欄を確認してください。3つ目は、ケーブルで山越えはできないことで、本殿から先はどちらを選んでも歩きです。
原因:貴船神社の参拝時間が遅くまであるので、鞍馬寺も同じ感覚で午後から向かってしまうケースです。鞍馬寺の本殿開扉は9:00~16:15で、上りケーブルの終発16:20では本殿は閉まっています。
対策:鞍馬寺を午前の行程に置き、遅くとも本殿で参拝してから山越えできる時間に鞍馬駅へ着く計画にします。到着が遅れたら、その日は山越えをやめて電車で貴船口へ回り、貴船神社を中心に組み直しましょう。
本殿金堂に着いたら「山越えするか、引き返すか」を決める
本殿金堂・金剛床まで上ったら、ここがこのモデルコース最大の分岐点です。この先の奥の院参道へ進めば、魔王殿を経て西門から貴船へ下ります。引き返すなら、ケーブルの多宝塔駅まで徒歩10分戻って下りのケーブルで山門へ、または九十九折参道を下ります。
判断の材料は、同行者の疲れ具合と、空模様と、時刻です。本殿から魔王殿まで徒歩30分、魔王殿から貴船神社まで徒歩20分と公式は案内しており、奥の院参道は登り下りのある山道です。本殿まで歩いて上った段階で息が上がっている同行者がいるなら、ここで無理をしないほうが後半を楽しめます。
本殿のそばには霊宝殿もあり、入館料は200円です。開館は9:00~16:00で、火曜(祝日の場合は翌日)と12月12日〜2月末日は休館と公式にあります。引き返すと決めた場合は、霊宝殿で時間を使ってからケーブルで下り、電車で貴船口へ向かう組み方にすると、山越えをしなくても半日の満足度が上がります。なお、鞍馬寺の御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されると公式に紹介されています。普段の参拝では本殿で御本尊を直接拝むことはできないので、その前提で訪れてください。
本殿から魔王殿・西門へ、山越えの前に準備しておくこと
本殿から魔王殿までの30分は史跡が続く山道
本殿金堂から奥の院参道に入ると、魔王殿までは徒歩30分です。鞍馬寺公式の山内案内では、奥の院参道の主な見どころとして、僧正ガ谷・息つぎの水・屏風坂の地蔵堂・背比べ石・木の根道・大杉権現社・不動堂・義経堂・魔王殿が挙げられています。牛若丸(源義経)にまつわる史跡が並ぶ区間で、立ち止まって案内板を読みながら進むと、公式の30分より時間がかかると見ておきましょう。
この区間は、参道というより山の中の道です。木の根道は名前のとおり木の根が地表に張り出した場所で、足元を見ながら歩くことになります。九十九折参道のような整った石段とは歩き心地が違い、雨のあとは根や石が滑りやすくなります。
場面としては、晴れた日の午前に本殿を出て、昼前後に魔王殿を通過して貴船側へ下りる流れが歩きやすいです。注意点として、奥の院参道の途中には売店や食事処はありません。飲み物は鞍馬駅周辺か山内に入る前に用意し、昼食は貴船側で取るか、鞍馬駅周辺で先に済ませておくかを決めておきましょう。トイレの位置も、山内に入る前に寺務所や山内案内図で確認しておくと、子ども連れや年配の方が一緒でも安心です。
魔王殿から西門・貴船へは公式で徒歩20分の下り
魔王殿から先は、西門を経て貴船へ下りる道です。鞍馬寺公式の交通案内には「健脚コースでは、魔王殿から貴船神社へ徒歩約20分」と書かれています。西門を出ると貴船川沿いの道に出て、貴船神社の奥宮・本宮が近い位置に下りてきます。
下りは上りより楽に感じますが、膝や足首に負担がかかるのはむしろ下りです。特に、本殿まで歩いて上り、奥の院参道も歩いてきた後の下りは、足が疲れてきた時間帯に当たります。歩幅を小さくして、手すりや木につかまれる場所ではつかまりながら下りるのが安全です。
注意点として、西門〜貴船間の通行状況や、山越え全体の所要時間は、鞍馬寺公式の主要ページで詳しく案内されている部分が限られています。台風や大雨のあとは山道の状況が変わることもあるので、出発前に鞍馬寺の寺務所(電話番号は上の施設カードに掲載)に、奥の院参道と西門が通れるかを確認しておくと確実です。鞍馬寺公式トップには「鞍馬の森の再生のためには、まだ長い時間がかかります」という呼びかけも掲載されており、山内の森は手入れの途中です。案内に従い、指定された道から外れないようにしましょう。
服装と靴は「山歩き」の前提で選ぶ
鞍馬から貴船への山越えは、お寺と神社の参拝コースであると同時に、木の根道や石段の続く山道を歩く行程です。足元はスニーカーやトレッキングシューズなど、靴底がしっかりして滑りにくいものを選びましょう。革靴やヒールのある靴、サンダルでは木の根道や下りの坂で歩きにくくなります。
服装は、汗をかいても体温を調整できる重ね着が向いています。九十九折参道を上ると体が温まりますが、山の中の木陰や、夕方の貴船川沿いは気温が下がります。手がふさがらないようにリュックにまとめ、飲み物と汗拭き、雨具を入れておくと、天気が変わっても対応できます。
なお、貴船神社で御祈祷を受ける予定がある場合は注意が必要です。貴船神社公式の参拝案内では、神社に訪れる服装は基本的には自由としたうえで、御祈祷では拝殿に上がるため、Tシャツやジーンズ、短パンといった軽装は避けるよう案内しています。山越えの格好のまま御祈祷を受けるのは難しいので、御祈祷を予定している日は山越えをせず、電車とバスで貴船へ向かう組み方を選ぶのが現実的です。
実は「貴船から鞍馬へ」の逆ルートを選ぶ理由もある
多くの案内は鞍馬から貴船への順番を基本にしていますが、実は貴船から鞍馬へ登る逆ルートにも選ぶ理由があります。ひとつは、貴船神社の本宮参拝時間が5/1~11/30は6:00から始まることです。鞍馬寺の本殿開扉9:00より早く参拝できるので、早朝の静かな時間に貴船神社を参拝してから、西門から鞍馬寺へ登り、本殿開扉時間内に本殿へ着く、という組み方ができます。
もうひとつは、鞍馬側で下山したあと、ケーブルで山門へ下りられることです。本殿から多宝塔駅まで徒歩10分、そこからケーブルで山門へ下りれば、最後の九十九折参道の下りを省けます。下りで膝を痛めやすい人にとっては、こちらの方が足に優しい場合もあります。
ただし、逆ルートには注意点もあります。西門から魔王殿、本殿へは登り返しになり、山越えの登りの負担が大きくなります。また、ケーブルの下り終発は16:25で、本殿開扉も16:15までなので、貴船でゆっくりしすぎると鞍馬側の時間が足りなくなります。早朝に動ける人、下りが苦手な人向けの選択肢として覚えておき、初めての人は鞍馬から入る順番を選ぶのが無難です。
貴船神社の三社詣はどの順番で回る?
公式の三社詣は本宮・奥宮・結社の順
貴船神社の参拝は、三社詣と呼ばれます。貴船神社公式サイトでは「貴船神社の参拝は三社詣といい、貴船山の麓にある本宮、奥宮、結社を参ります」と案内しています。順番の目安は、本宮で参拝したあとに奥宮へ向かい、帰りに結社に寄る流れです。
本宮は貴船川沿いの道から石段を上った先にあり、社殿前の石垣から湧き出る御神水と、霊泉に浮かべると文字が浮かぶ「水占みくじ」で知られます。奥宮は貴船神社創建の地と公式に紹介されている場所で、本宮から貴船川沿いの道をさらに奥へ進んだところにあります。結社は本宮と奥宮の間にあり、縁結びで知られる社です。
鞍馬から山越えで西門側に下りてきた場合は、西門の位置から見て本宮が近いので、本宮から回り始めると流れがスムーズです。注意点として、本宮から奥宮へは貴船川沿いの道を歩くことになり、山越えの直後だと足に疲れが残っている時間帯です。三社すべてを回るか、本宮だけにするかは、その時点での足の状態で決めましょう。貴船神社は年中無休・参拝無料と公式に書かれているので、三社を回っても拝観料はかかりません。
| 住所 | 〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180 |
| 電話番号 | 075-741-2016 |
| 営業時間 | 本宮参拝 6:00~20:00(5/1~11/30)/授与所 9:00~17:00(ライトアップ期間は延長あり)。12月〜4月は6:00~18:00(京都バスの観光案内の記載)。祭典等で臨時に変わる日あり |
| アクセス | 叡山電車貴船口駅から京都バス33系統「貴船」下車、徒歩約5分(京都バス・京都府観光連盟の記載) |
| 駐車場 | 本宮8台・奥宮10台、1,000円/2時間(公式access) |
| 公式サイト | 公式サイト |
参拝時間は5/1~11/30なら6:00~20:00、授与所は9:00~17:00
貴船神社公式の参拝案内では、本宮の参拝時間(水占みくじ含む)は6:00~20:00(5/1~11/30)、授与所の受付時間(御守、御朱印など)は9:00~17:00とされています。授与所はライトアップ期間中に延長があるとも書かれています。
この時間の幅があるので、鞍馬寺を先に回って昼過ぎに貴船へ下りてきても、参拝時間内に余裕をもって三社詣ができます。御守を受けたい場合は、授与所の受付時間を意識して、17時より前に本宮の授与所に寄るようにしましょう。
注意点は2つあります。ひとつは、臨時で参拝時間が変わる日があることです。たとえば2026年10月10日・11日は本宮参拝時間を6:00~17:00とする臨時告知が貴船神社公式のお知らせに出ました。祭典や行事のある日は時間が変わる可能性があるので、出かける週は貴船神社公式サイトのお知らせ欄を確認しましょう。もうひとつは、12月〜4月の本宮参拝時間です。貴船神社公式の参拝案内には5/1~11/30の時間だけが載っており、京都バスの観光案内では12月~4月は6:00~18:00とされています。冬から春に訪れる場合は、神社(電話番号は上の施設カードに掲載)にも確認しておくと確実です。
水占みくじは本宮の御神水で
貴船神社の本宮で多くの参拝者が楽しみにしているのが、水占みくじです。貴船神社公式では、霊泉に浮かべると文字が浮かぶ「水占みくじ」として紹介されており、本宮参拝時間の案内にも「水占みくじ含む」とあります。料金は京都府観光連盟の案内で200円とされていますが、貴船神社公式の参拝案内ページには金額の掲載が見当たらないため、200円程度と考えて当日の授与所の案内に従ってください。
水占みくじは、本宮参拝時間内であれば引くことができるので、授与所の受付時間とは扱いが違う点に注意しましょう。場面としては、本宮で参拝したあとに水占みくじを引き、その結果を見ながら奥宮へ向かうと、三社詣の流れに組み込みやすくなります。
混雑する時期は、本宮の石段や水占みくじの霊泉の周りに人が集まり、写真を撮る人で流れが止まることもあります。週末や紅葉期は朝の早い時間に本宮を参拝する、または夕方の人の流れが落ち着いた時間帯を狙うなど、時間をずらす工夫が有効です。山越えで鞍馬から下りてくる場合は、本宮に着くのが昼前後になりやすいので、本宮が混んでいたら先に奥宮へ向かい、帰りに本宮に寄る、という順番の入れ替えも考えておくと動きやすくなります。
原因:山越えの疲れが残ったまま奥宮まで歩き、帰りのバスの時刻を調べないまま夕方になってしまうケースです。貴船神社から貴船口駅までは、鞍馬寺公式の案内で徒歩40分(またはバス)です。
対策:奥宮へ向かう前に、京都バス33系統の時刻表で帰りに乗れる便を確認しておきます。最終便が近ければ奥宮を後回しにせず、本宮から先に帰りの時間を逆算して動きましょう。
西門から下りてきたら、本宮→奥宮→結社の公式の順を基本に、混み具合で本宮を後回しにする判断もありです。御守を受けるなら授与所9:00~17:00に間に合う順で回り、奥宮へ向かう前に帰りのバスの便を決めておきましょう。
貴船から帰るときはバスか徒歩40分かを先に決める
三社詣を終えたら、貴船口駅までの帰り方を決めます。京都バス33系統で「貴船」から叡電貴船口駅前に出るか、貴船川沿いの道を徒歩40分歩くかです。貴船口駅からは叡山電車で出町柳へ戻れます。
バスを使えば、山越えで疲れた足を休められます。ただ、紅葉期や週末は「貴船」バス停に列ができやすく、乗れる便が後ろにずれることがあります。歩く場合は、貴船川沿いの車道を下りていくので、川の流れを見ながら戻れますが、夕方以降は暗くなる季節もあり、子ども連れや年配の方がいる場合は無理のない判断が必要です。
注意点として、33系統の運賃と時刻は京都バス公式の運賃表PDF・時刻表で確認するのが確実です。ICカードは降車時に1回タッチする方式です。帰りの時間を逆算するときは、バスの待ち時間に加えて、叡山電車の発車間隔も見ておきましょう。貴船口駅は鞍馬駅の1つ手前の駅なので、叡山電車の時刻表は鞍馬線の出町柳方面を確認してください。
逆ルート・半日・雨の日、状況別にどう組み替える?
半日しかないなら「ケーブル往復+電車で貴船口」に絞る
半日しか時間がとれない場合は、山越えをせずに、鞍馬寺はケーブル往復で本殿だけ、貴船神社は本宮を中心に、という組み方が現実的です。鞍馬駅から山門まで徒歩3分、普明殿から多宝塔駅まで2分、多宝塔駅から本殿金堂まで徒歩10分と、鞍馬寺公式の区間時間を見ても、上りの移動は短くまとまります。
ケーブルは20分毎の運行なので、待ち時間が出ることを前提に組みます。本殿で参拝したら同じ道を下りて鞍馬駅へ戻り、叡山電車で隣の貴船口駅へ。そこから京都バス33系統で「貴船」まで移動し、バス停から徒歩約5分で貴船神社です。
注意点は、乗り継ぎの待ち時間が積み重なることです。ケーブル、叡山電車、京都バスと3回の乗り継ぎがあるので、それぞれの時刻表を先に見ておかないと、移動時間より待ち時間のほうが長くなることもあります。半日コースでも、貴船神社の本宮だけでなく奥宮まで行きたい場合は、貴船川沿いの道を往復する時間を足して見積もりましょう。
雨の日やケーブル運休日は山越えをやめる
雨の日は、奥の院参道の山越えは避けるのが無難です。木の根道や石段は濡れると滑りやすく、西門から貴船への下りも足元が悪くなります。雨の日は、鞍馬寺はケーブルで本殿へ上って参拝し、霊宝殿(入館料200円、開館9:00~16:00)で時間を使ってから下りる、という組み方が向いています。ただし霊宝殿は火曜(祝日の場合は翌日)と12月12日〜2月末日が休館なので、日付を確認してから組み込んでください。
ケーブルの定期点検で運休する日も、組み方を変える必要があります。定期点検の運休日は鞍馬寺公式トップの行事のお知らせ欄で告知されます。運休日に鞍馬寺へ行く場合は、九十九折参道を歩いて上ることになるので、雨と運休が重なる日は鞍馬寺を別の日にする判断も選択肢です。
雨の日の貴船神社は、本宮の石段や貴船川沿いの道が濡れていますが、山越えに比べれば歩く距離は短く、電車とバスで向かえば足元の不安も抑えられます。雨の日に無理して山を越えるより、天気のよい別の日に山越えをする前提で、雨の日は「鞍馬寺の本殿と貴船神社の本宮」に絞ると、どちらの参拝も落ち着いてできます。
子ども連れ・年配の方と一緒ならケーブル利用を基本に
小さな子ども連れや年配の方と一緒に回る場合は、ケーブルを基本にしたコースが向いています。ケーブルの料金は小学生以下片道100円、大人片道200円で、山門から本殿までの上りの負担を大きく減らせます。
ベビーカーについては、九十九折参道や奥の院参道は石段や木の根道があり、ベビーカーで進むのは難しい道です。お手洗いは山内各所にあり、ケーブル山門駅前と本殿下にもあると鞍馬寺公式の入山案内に書かれています。ケーブルや本殿周辺でのベビーカーの扱い、授乳室・おむつ替えの場所は公式に案内が見当たらないため、出かける前に寺務所に問い合わせておくと安心です。抱っこひもを用意しておくと、ベビーカーが使いにくい場所でも動けます。
貴船神社も、本宮の石段や奥宮までの道を歩くことになります。子ども連れや年配の方がいる日は、山越えはせず、鞍馬寺のケーブル往復と貴船神社の本宮参拝に絞り、奥宮まで行くかはその場の様子で決める、という柔らかい組み方にしておきましょう。
| 山越えコース(鞍馬→西門→貴船) | 電車回りコース(鞍馬駅→貴船口駅) |
|---|---|
| ○ 奥の院参道の史跡と魔王殿を通れる ○ 乗り継ぎ待ちがなく、時刻表に縛られにくい △ 本殿から魔王殿30分・魔王殿から貴船20分の山道 △ 雨の日・足に不安がある日は不向き | ○ 歩く距離が短く、子ども連れ・年配の方と回りやすい ○ 雨の日でも組みやすい △ ケーブル・叡山電車・京都バスの乗り継ぎ待ちが出る △ 奥の院参道の見どころは通らない |
京都市内観光と組み合わせるなら出町柳を軸にする
鞍馬・貴船の日は、京都市内の別のエリアと組み合わせたいと考える人もいるでしょう。その場合は、叡山電車の起点である出町柳を軸にすると組みやすくなります。出町柳は京阪電車の終点で、鞍馬寺公式の交通案内でも京阪・阪急・地下鉄東西線・JR奈良線から出町柳へ出る経路が紹介されています。
山越えをする日は1日がかりになるので、市内観光は帰り道に出町柳周辺を少し歩く程度にとどめるのが無難です。山越えをしない半日コースなら、午前に鞍馬・貴船を回り、午後は京阪沿線や市内へ戻って別の場所に寄る、という組み方もできます。
注意点として、紅葉期の週末は叡山電車も京都バスも混み、市内のバスも道路渋滞の影響を受けます。午後に別のエリアを入れる場合は、移動時間に余裕を持たせ、予定を詰め込みすぎないようにしましょう。京都の日帰り全体の組み方は、方面別に段取りをまとめた記事も参考になります。

車で行く日・火祭や紅葉の時期に気をつけること
鞍馬寺に駐車場はなく、貴船神社は本宮8台・奥宮10台
車で鞍馬・貴船へ行く場合、最初に知っておきたいのは駐車場の少なさです。鞍馬寺公式の交通案内には「鞍馬寺に駐車場はありません。周辺に駐車場があります。」と書かれています。貴船神社公式のアクセスページでは、駐車場は本宮(8台)と奥宮(10台)で、料金は1,000円/2時間、延長はご遠慮願いますとされています。さらに「台数に限りがございますので、公共交通機関のご利用をおすすめいたします」とも案内されています。
2時間で延長不可という条件は、山越えコースとは相性がよくありません。鞍馬から山を越えて貴船へ下りる行程では、車を置いた場所に戻る必要があり、2時間の枠では鞍馬寺と貴船神社の両方を回るのは難しくなります。車の場合は、貴船神社だけを2時間以内で参拝する使い方に限るのが現実的です。
注意点として、夏の時期には貴船神社公式で、大型バスの駐車場が7月1日~8月31日の土日祝などに貴船の店での食事予約専用駐車場になると案内されています。夏の貴船は車での来訪がさらに難しい時期と考えておきましょう。
車ならパーク&ライドで出町柳・国際会館から電車とバスへ
車で出かけたい場合は、パーク&ライドが現実的な選択肢です。貴船神社公式のアクセスページでは、市営地下鉄国際会館駅・叡山電鉄出町柳駅の周辺にも駐車場があり、パーク&ライドでの参拝が便利と案内されています。
国際会館駅周辺に車を置けば、京都バスで「鞍馬」まで25分、出町柳駅周辺に置けば叡山電車で鞍馬駅まで約30分です。車を置いた場所に戻る必要はありますが、鞍馬から山を越えて貴船へ抜け、貴船口駅から電車やバスで戻ってくる、という本来のモデルコースをそのまま使えます。
貴船神社公式では、京都市内からの所要時間として、京都駅から北へ約40分(約18km)とされています。ただしこれは道路が空いているときの目安で、紅葉期や週末は鞍馬・貴船周辺の道路が混み合います。パーク&ライドの駐車場の台数や料金は、それぞれの駐車場の運営者の案内を確認し、満車の場合に備えて候補を2か所ほど用意しておきましょう。
10月22日の鞍馬の火祭の日は山越えを避ける
鞍馬の火祭は、毎年10月22日に行われる由岐神社の例祭です。鞍馬寺公式の年中行事では、大松明・神輿の渡御で祭礼が盛り上がる様子が紹介されています。叡山電車は火祭の日を特別ダイヤで運行しており、2026年も10月22日(木)を「火祭ダイヤ」で運行すると告知していました。
火祭の日は、鞍馬の町や由岐神社の周辺に人が集まり、普段の参拝とは全く違う状況になります。この日に鞍馬寺から貴船へ山越えをするモデルコースを組むのは避けたほうが無難です。火祭を見に行く場合は、火祭そのものを目的にした1日と割り切り、鞍馬寺・貴船神社の参拝は別の日に回しましょう。
火祭の日に鞍馬へ出かける場合は、その年の叡山電車の臨時ダイヤや交通規制の告知を、叡山電車と由岐神社・鞍馬寺の公式発表で確認してください。なお、鞍馬寺では10月20日に秋の大祭も行われます。
紅葉期と夏の交通規制は事前に確認
紅葉期の鞍馬・貴船は、叡山電車も京都バスも混み、山内や貴船川沿いの道も人が多くなります。紅葉の時期に行く場合は、朝の早い時間に鞍馬駅へ着くよう出発し、ケーブルは待ち時間が出る前提で組みましょう。鞍馬寺の紅葉の見頃や回り方は、別の記事で本殿閉扉から逆算する段取りをまとめています。

夏の貴船では、臨時の交通規制が行われる年があります。2026年は、貴船神社公式のお知らせで、8月の指定日11:00〜15:00に、貴船梅宮駐車場から奥宮までの北行きの全車両(路線バス・タクシー・自転車を除く)を規制するという案内が出ていました。今季の規制はすでに終了していますが、貴船神社公式のアクセスページには「8月は臨時交通規制がございますのでご注意ください」と案内されているので、来年の夏に車で行く場合は、公式のお知らせで最新の情報を確認してください。
鞍馬寺には駐車場がなく、貴船神社の駐車場は本宮8台・奥宮10台で1,000円/2時間(延長不可)です。山越えのモデルコースを車で組むと、駐車場へ戻る手間と時間制限に縛られます。車なら国際会館駅・出町柳駅周辺に置いてパーク&ライドに切り替え、10月22日の火祭の日と紅葉期の週末は特に余裕を持たせて組みましょう。
まとめ
鞍馬寺と貴船神社は、山ひとつを挟んだ隣同士だからこそ、歩いて越えるか電車で回り込むかで1日の形が変わります。まずは出かける日の天気予報と、京都バス33系統で貴船から帰る便の時刻を確認し、山越えをするか電車で回るかを前の晩に決めておきましょう。迷ったら、当日の本殿金堂で同行者の様子を見てから決めても間に合います。
※料金・参拝時間・ケーブルの運行・バスの時刻は変更されることがあります。お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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