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金閣寺 仁和寺は市バス59系統でつなぐ|龍安寺を挟む順番と拝観500円・800円の段取り

金閣寺 仁和寺は市バス59系統でつなぐ|龍安寺を挟む順番と拝観500円・800円の段取りのアイキャッチ画像

金閣寺と仁和寺を同じ日に回りたいけれど、どっちを先にすればいいのか、バスは何番に乗ればいいのか、車ならどこに停めればいいのか。地図で見ると近そうなのに、いざ段取りを組もうとすると決めることが意外と多い組み合わせです。

先に結論を書くと、午前に金閣寺、昼前後に龍安寺、午後に仁和寺という西向きの順番が組みやすく、3寺は京都市バス59系統の1本の線でつながっています。金閣寺は午前9時に開き、仁和寺の御所庭園は16:30に受付が終わるので、閉まる時間が早い側を後ろに置かない、というのが順番の考え方です。帰りは仁和寺の目の前にある嵐電の駅から乗れるため、西へ進むほど帰りも楽になります。

この記事では、施設公式・京都市交通局の時刻表で確認した拝観料・拝観時間・駐車場・バスの本数をもとに、2寺(龍安寺を挟めば3寺)を半日〜1日で回る段取りをまとめました。2026年秋の紅葉ライトアップの日程や、ベビーカー・車いすで回るときの注意点も合わせて整理しています。

📌 この記事でわかること

・金閣寺と仁和寺を回る順番と、龍安寺を挟むかどうかの判断
・2寺をつなぐ市バス59系統の乗り方と本数の目安
・3寺の拝観料・拝観時間・駐車場の比較(京都おでかけノート調べ)
・2026年秋の紅葉雲海ライトアップの日程と、雨の日・ベビーカーの段取り

目次

金閣寺 仁和寺はどっちから回る?午前に金閣寺を置くと迷わない理由

金閣寺 仁和寺はどっちから回る?午前に金閣寺を置くと迷わない理由の解説画像

午前9時の開門に合わせて金閣寺から入るのが基本

2寺を1日で回るなら、金閣寺を先にするのが基本です。金閣寺(鹿苑寺)の拝観時間は午前9時〜午後5時で、公式アクセスページでは年中無休と案内されています。駐車場は午前8時40分から開くので、車でも開門の少し前に着いて待つことができます。

金閣寺は修学旅行や団体のバスが集まる寺で、公式でも30名以上は団体として入場すると案内しているほど、まとまった人数の来訪を前提にしています。朝一の時間帯に舎利殿の前を通っておけば、池のほとりで立ち止まって眺める余裕を持ちやすくなります。電車とバスで来る人も、車で来る人も、まず金閣寺で1つ目を終わらせてから西へ進むと、その後の時間配分が楽になります。

注意点は、金閣寺の境内が一方通行の順路になっていることです。入口から順に進み、途中で引き返す形にはなっていないので、写真を撮り忘れた場所に戻るのは難しいと考えておきましょう。年配の同行者がいる場合は、順路の後半に階段があることも頭に入れておくと安心です(詳しくは後半のベビーカー・車いすの章で扱います)。

📍 金閣寺(鹿苑寺)
住所 〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1
電話番号 075-461-0013
営業時間 午前9時~午後5時
定休日 年中無休
アクセス 京都市バス「金閣寺道」下車(系統12、59、205、M1)
駐車場 あり(250台・第1〜第3駐車場合計)
公式サイト 公式サイト

仁和寺を後ろに置くのは、帰りの駅が門前にあるから

仁和寺を午後に置く一番の理由は、帰りの足です。仁和寺の公式アクセスでは、嵐電(京福電鉄)の御室仁和寺駅から徒歩約3分と案内されています。参拝を終えて門を出たら、そのまま嵐電に乗って嵐山方面や四条大宮方面へ向かえるので、1日の終わりに「バス停で長く待つ」場面を減らせます。

拝観時間は、3〜11月が9:00〜17:00(御所庭園は16:30受付終了)、12〜2月は9:00〜16:30です。金閣寺の午後5時と比べると、仁和寺の御所庭園は受付終了が先に来る点に注意が必要です。金閣寺を午後に回し、仁和寺を午前にする逆順も組めますが、その場合は帰りに金閣寺道のバス停から市バスに乗ることになり、夕方は帰りの観光客が重なりがちです。

午後の仁和寺は、境内が広く、金閣寺ほど人が一点に集中しないのも段取り上の利点です。昼食をはさんで少し疲れが出てくる時間帯に、広い境内を自分のペースで歩ける寺を置いておくと、同行者の体力にも合わせやすくなります。ただし、御所庭園に入るなら16:30の受付終了から逆算して、遅くとも15時台には門をくぐっておきたいところです。

📍 仁和寺
住所 〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
電話番号 075-461-1155
営業時間 3〜11月 9:00〜17:00、12〜2月 9:00〜16:30(御所庭園は16:30受付終了)
アクセス 嵐電(京福電鉄)御室仁和寺駅から徒歩約3分/市バス26番 京都駅から約40分/JRバス高尾・京北線 京都駅から約30分
駐車場 あり(東側コインパーキング・普通車98台・バス大型車12台・24時間営業)
公式サイト 公式サイト

龍安寺を挟むかは「30〜40分」を足せるかで決める

金閣寺と仁和寺の間には龍安寺があり、3寺は同じ59系統のバスでつながっています。挟むかどうかは、龍安寺の公式「よくある質問」にある拝観所要時間30〜40分を、1日の予定に足せるかどうかで決めるのが現実的です。

龍安寺の拝観時間は3月1日〜11月30日が8:00〜17:00、12月1日〜2月末日は8:30〜16:30で、年中無休です。拝観料は大人600円、高校生500円、小・中学生300円。石庭を見るだけなら30〜40分という目安どおりに収まりやすく、金閣寺と仁和寺の間の「移動ついで」に組み込みやすい寺です。

挟まない方がよいのは、仁和寺に入る時間が15時を過ぎそうな日です。金閣寺の出発が昼近くになった、昼食に時間がかかった、という日は、龍安寺を外して仁和寺の受付終了に間に合わせる方を優先しましょう。逆に、朝9時に金閣寺へ入れた日なら、龍安寺を挟んでも仁和寺に余裕を持って着けます。迷ったら「龍安寺はバスの窓から見送ってもよい寺」と決めておくと、当日の判断が速くなります。

📍 龍安寺
住所 〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
営業時間 3月1日~11月30日 8:00〜17:00、12月1日~2月末日 8:30〜16:30
定休日 年中無休
アクセス 京阪三条駅から市バス59番系統 龍安寺前下車すぐ/京福電鉄 龍安寺駅下車 徒歩7分/京都駅から市バス50番系統 立命館大学前下車 徒歩7分
駐車場 あり(石庭拝観者に限り1時間無料)
公式サイト 公式サイト
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初めての京都なら「金閣寺→龍安寺→仁和寺」の3寺フルコース

京都が初めての人や、せっかくなので見られるものは見ておきたいという人には、金閣寺→龍安寺→仁和寺の3寺フルコースが向いています。3寺とも59系統で順番につながるので、乗り換えの判断が少なく、初めての土地でも迷いにくい組み方です。

時間の目安としては、午前9時に金閣寺へ入り、昼前後に龍安寺の石庭を30〜40分で見て、昼食をとってから午後に仁和寺の御所庭園を回る流れです。拝観料は金閣寺500円、龍安寺600円、仁和寺御所庭園800円(いずれも大人)がそれぞれかかります。ただし2026年10月3日〜11月20日は御所庭園で「梵字展」が開かれ、この期間の御所庭園は大人1,000円(高校生以下無料)です。11月2日〜4日は梵字展の休止日で、御所庭園は拝観できません。

このコースの注意点は、昼食の場所と時間です。3寺の間で食事をとる時間を決めておかないと、仁和寺に入る時間が後ろにずれ、御所庭園の16:30受付終了に追われることになります。食事の場所は、龍安寺を出た後か、仁和寺の周辺で探すのか、事前に1つ決めておきましょう。

💡 段取りメモ:順番を決める1つの基準

「早く閉まる寺を後ろに置かない」「帰りの駅に近い寺を最後に置く」の2つを満たすのが、午前に金閣寺・午後に仁和寺の順番です。仁和寺の御所庭園は16:30受付終了なので、ここから逆算して金閣寺の出発時刻を決めましょう。

2寺をつなぐのは市バス59系統|行き先表示と本数の見方

金閣寺道で乗るのは「龍安寺・山越行」の59系統

金閣寺から仁和寺へは、市バス59系統が2寺をつなぐ路線です。金閣寺の公式アクセスでは、最寄りの「金閣寺道」バス停に停まる系統として12・59・205・M1が挙がっています。その中で西へ向かうのが59系統で、京都市交通局の時刻表(金閣寺道 59系統 時刻表・令和8年3月20日実施)では行き先が「龍安寺・山越行」と表示されています。

この59系統は、龍安寺の公式案内でも「市バス59番系統 龍安寺前下車すぐ」とされ、仁和寺の公式アクセスでも京阪三条駅から10番・59番で約40分と書かれています。つまり、金閣寺道→龍安寺前→御室仁和寺と、3寺の最寄りを1本で結ぶ系統です。龍安寺を挟む日は龍安寺前で降り、挟まない日はそのまま乗り続けて御室仁和寺で降りれば足ります。

注意したいのは、金閣寺道バス停に複数の系統と方向の乗り場があることです。同じ59系統でも、東へ向かう便(三条京阪方面)に乗ってしまうと仁和寺から離れていきます。乗る前に、車体の行き先表示に「龍安寺」「山越」の文字があるかを確認しておきましょう。

平日の日中は1時間に3〜4本、待ち時間は15分前後を見込む

時刻表を見ると、金閣寺道から出る59系統(龍安寺・山越行)は、平日の9時台〜15時台でおおむね1時間に3〜4本です。土曜・休日も日中は同じくらいの本数が並んでいます。1本逃しても次の便までは15分前後と考えておけば、予定が大きく崩れることはありません。

この本数を前提にすると、金閣寺を出てからバス停に着くまでの時間と、バスを待つ時間を合わせて、移動には余裕を持たせておくのが安全です。特に紅葉や桜の時期は、金閣寺道のバス停に人が並び、来たバスに乗り切れないこともあり得ます。予定表を作るなら、寺と寺の間に「待ち時間込みの移動枠」を30分ほど確保しておくと、後半が詰まりにくくなります。

所要時間そのものは道路の混み具合で変わるため、本記事では分数を断定しません。出発前に京都市交通局の時刻表や接近情報で、乗りたい便の時刻を1本だけ控えておくと、境内を出る時間の目安が立てやすくなります。夕方以降は本数が減るので、逆順(仁和寺→金閣寺)で回る日は特に帰りの便を先に確認しておきましょう。

括弧付きの便は「広沢池経由」、行き先の違いを見落とさない

金閣寺道の59系統時刻表には、一部の便に括弧が付いています。時刻表の注記では、括弧付きの便は「広沢池・佛大広沢校前経由山越中町行き」とされています。行き先が同じ「山越」方面でも、経路の違う便が混ざっているということです。

交通局の停車停留所一覧では、括弧付きの便も龍安寺前・御室仁和寺を通り、経路が分かれるのはその先の山越からです。仁和寺へ行くだけなら、括弧の有無は気にせず、金閣寺道で西行き(龍安寺・山越行き)の59系統に乗れば足ります。

家族連れや年配の同行者がいる場合は、バス停での待ち時間が長くなると体力を削られます。待つ場所に日陰やベンチがない日もあるので、飲み物は金閣寺側で用意しておくと安心です。バスに乗れたら、降車ボタンは龍安寺前・御室仁和寺の手前で押せるように、車内の停留所表示を見ておきましょう。

⚠️ よくある失敗:金閣寺道で逆方向の59系統に乗ってしまう

原因:金閣寺道には同じ59系統でも東行き(三条京阪方面)と西行き(龍安寺・山越行)の乗り場があり、系統番号だけ見て乗ると仁和寺から離れていきます。
対策:乗る前に行き先表示の「龍安寺」「山越」を確認してから乗りましょう(括弧付きの広沢池経由便も龍安寺前・御室仁和寺に停まります)。

拝観料と拝観時間を3寺で並べると、家族の合計はどう変わる?

拝観料と拝観時間を3寺で並べると、家族の合計はどう変わる?の解説画像

3寺の拝観料・拝観時間の比較表(京都おでかけノート調べ)

金閣寺・龍安寺・仁和寺の拝観料と拝観時間を、各寺の公式ページの値で並べました。龍安寺を挟むかどうか、子ども連れでいくらかかるかを決める材料にしてください。

比較項目 金閣寺(鹿苑寺) 龍安寺 仁和寺(御所庭園)
大人 500円(高校生以上) 600円 800円
(梵字展の10/3〜11/20は1,000円)
高校生 500円 500円 無料
小・中学生 300円 300円 無料
拝観時間 午前9時〜午後5時 3〜11月 8:00〜17:00
12〜2月 8:30〜16:30
3〜11月 9:00〜17:00(16:30受付終了)
12〜2月 9:00〜16:30
休み 年中無休 年中無休 なし(行事で御所庭園の拝観停止日あり。2026年は11/2〜4)

出典は金閣寺公式の拝観案内・アクセス、龍安寺公式のよくある質問、仁和寺公式の参拝案内です。団体割引は、金閣寺・龍安寺ともに取り扱いがないと案内されています。

📌 押さえておきたいポイント

大人だけなら3寺のうち仁和寺の御所庭園800円(梵字展の11月20日までは1,000円)が一番高く、子ども連れなら高校生以下が無料の仁和寺が一番負担の軽い寺になります。龍安寺を挟むかどうかは、料金より「仁和寺に何時に入れるか」で決めるのが失敗しにくい考え方です。

実は子ども連れほど仁和寺の負担は軽い

意外と知られていないけれど、3寺の中で大人の拝観料が一番高い仁和寺は、子ども連れでは一番負担が軽い寺です。仁和寺の公式参拝案内では、高校生・中学生・小学生は個人・団体ともに御所庭園の拝観料が無料とされています。大人の拝観料(通常800円、梵字展の11月20日までは1,000円)だけで家族が入れる計算です。

一方、金閣寺は小・中学生300円、龍安寺も小・中学生300円・高校生500円がかかります。小学生と中学生の子どもが2人いる家族なら、金閣寺と龍安寺では子どもの分が積み上がり、仁和寺では大人の分だけで済みます。「仁和寺は800円で高い」という印象だけで外してしまうのは、家族連れにとってはもったいない判断かもしれません。

段取りとしては、予算を抑えたい家族は「金閣寺+仁和寺」の2寺に絞り、龍安寺は子どもが石庭に興味を持ちそうな年齢なら加える、という決め方がわかりやすいでしょう。なお、仁和寺の境内そのものと御所庭園は扱いが別で、拝観料がかかるのは御所庭園です。どこまで入るかを家族で先に決めておくと、受付で迷わずに済みます。

冬の12〜2月は閉まる時間が早まる、受付終了から逆算する

12〜2月に回る場合は、3寺のうち2寺で拝観時間が短くなります。龍安寺は12月1日〜2月末日が8:30〜16:30、仁和寺は12〜2月が9:00〜16:30です。金閣寺は午前9時〜午後5時のままなので、冬は「最後の寺が早く閉まる」形になります。

午前に金閣寺、昼に龍安寺、午後に仁和寺という順番は冬でも同じですが、仁和寺に入る時間を夏場より前倒しする必要があります。冬は日の入りも早く、15時を過ぎると境内の空気が冷えてきます。小さな子どもや年配の同行者がいる日は、仁和寺に14時台に着く計画にしておくと、余裕を持って歩けます。

また、障がい者手帳を持っている人の扱いは寺ごとに異なります。仁和寺は手帳提示で本人のみ拝観料免除、龍安寺は大人300円・小中学生200円などの手帳持参者料金があり、介添人1名まで同額と案内されています。該当する同行者がいる場合は、受付で手帳を出せるように準備しておきましょう。料金・時間は改定されることがあるので、出発前に各寺の公式ページで最新の値を確認してください。

車で回るなら、駐車場は「どこに1回停めるか」で決まる

金閣寺の駐車場は250台、乗用車は最初の60分400円

金閣寺には参拝者用の駐車場があり、公式アクセスでは第1〜第3駐車場の合計で250台と案内されています。利用時間は午前8時40分〜午後5時10分です。乗用車の料金は最初の60分が400円、以後30分ごとに200円。マイクロバス・ジャンボタクシーは最初の60分600円・以後30分ごと300円、バスは最初の60分1,300円・以後30分ごと650円、二輪車は最初の60分200円・以後30分ごと100円です。

この料金体系は令和5年4月1日に改定されたもので、30分単位で加算されていきます。金閣寺だけを見て次へ移るなら、最初の60分の範囲に収めることも十分可能です。車で来る家族は、開場の午前8時40分に合わせて着き、9時の開門と同時に入ると、駐車場の出入りも境内もスムーズに進めやすくなります。

注意したいのは、金閣寺の駐車場に車を置いたまま、バスで龍安寺・仁和寺へ行こうとするケースです。料金が30分ごとに加算されるうえ、駐車場は午後5時10分に閉まります。2寺目・3寺目を回って戻るころには閉場時刻が近づいているので、車で回る日は「寺ごとに車を移す」か「1か所に置いて金閣寺には戻らない」かを最初に決めておきましょう。

仁和寺は24時間のコインパーキング、普通車98台

仁和寺の東側には駐車場があり、仁和寺の公式参拝案内によると2025年10月11日から24時間営業のコインパーキングに変わりました。台数は普通車(9人乗りまで)98台、バス・大型車(10人乗り以上)12台です。仁和寺公式のお知らせでは、駐車場名は「GSパーク仁和寺」で、料金は一般車30分300円、最大料金は月〜金のみ当日24時まで1,000円(御室花まつり期間の3月27日〜5月6日を除く)、土日祝は最大料金なしと案内されています。料金は随時変更されるとの注記があるので、停める前に現地の料金看板も確認しておきましょう。

24時間営業になったことで、仁和寺の拝観時間とは関係なく出し入れできるようになりました。これは段取り上、意外と大きな変化です。たとえば仁和寺に車を置いて、59系統で金閣寺まで往復する組み方もできますし、夕方に紅葉ライトアップへ回る日にも、駐車場の閉場時刻を気にせずに済みます。

一方で、普通車98台という台数は、桜や紅葉の週末には埋まることも考えられます。満車のときの代わりとして、龍安寺の駐車場(石庭拝観者に限り1時間無料)を頭に入れておくか、混雑期は最初から嵐電で御室仁和寺駅へ入る計画にしておくと、現地で慌てずに済みます。

龍安寺の駐車場は石庭拝観者なら1時間無料

龍安寺の駐車場は、龍安寺の公式案内で「石庭拝観者に限り1時間無料」とされています。よくある質問でも、バス・タクシー・乗用車とも石庭拝観者は1時間無料と答えています。拝観所要時間が30〜40分という目安なので、石庭を見て戻る分には1時間の枠に収まりやすい計算です。

車で3寺を回る場合、龍安寺は「停めて見てすぐ出る」寺として組み込みやすいのが利点です。金閣寺で60分以内に出て、龍安寺で1時間以内に石庭を見て、仁和寺のコインパーキングに停める、という順番なら、駐車場の段取りが1日の流れと噛み合います。

注意点は、無料の条件が「石庭拝観者に限り」となっていることです。駐車場だけを使って仁和寺まで歩く、といった使い方は想定されていません。1時間を超えて停める予定がある日は、現地の表示か龍安寺の受付で扱いを確認してください。紅葉の時期は駐車場の入口に車列ができることもあるので、龍安寺に車で入る時間帯は昼前を避けるか、時間に余裕を持たせておきましょう。

⚠️ よくある失敗:金閣寺に車を置いたまま仁和寺へ行き、閉場に間に合わない

原因:金閣寺の駐車場は午前8時40分〜午後5時10分の営業で、乗用車は以後30分ごとに200円が加算されます。バスで龍安寺・仁和寺を回って戻ると、料金が積み上がるうえ閉場時刻に追われます。
対策:車の日は寺ごとに車を移すか、24時間営業になった仁和寺のコインパーキングを拠点にして、59系統で金閣寺を往復する形にしましょう。

車の家族・年配の同行者なら「仁和寺に車を置く」組み方

車で来る家族や、年配の同行者がいる場合は、仁和寺のコインパーキング(24時間営業・普通車98台)に車を置き、59系統で金閣寺を往復する組み方も検討してみてください。金閣寺の駐車場は午後5時10分に閉まり、30分ごとに料金が加算されるのに対し、仁和寺側は24時間出し入れできます。ただし料金は30分300円で、当日最大1,000円の上限があるのは平日だけなので、土日祝に長時間置くと金閣寺の駐車場より高くつくことがあります。

この組み方なら、朝に仁和寺の駐車場へ車を停め、バスで金閣寺へ向かい、帰りのバスで龍安寺を経由しながら仁和寺に戻って御所庭園を見る、という流れになります。最後に車へ戻れば、そのまま帰路につけるので、疲れた状態で駐車場を探し直す必要がありません。

ただし、59系統で金閣寺へ向かうのは「龍安寺・山越行」とは逆の東向きの便になるため、乗り場の向きを間違えないようにしてください。また、仁和寺のコインパーキングは30分300円で、土日祝は最大料金がないため、週末にこの組み方をするなら駐車時間が長くなる分の料金も見込んでおきましょう。金閣寺の駐車場に移して2寺を車で移動する方法と比べ、どちらが自分たちに合うかを事前に決めておくと、当日の判断が楽になります。

仁和寺に車を置くメリット仁和寺に車を置くデメリット
24時間営業で閉場時刻を気にしなくてよい
最後の寺の目の前に車があり、帰りが楽
夜のライトアップの日にも対応できる
30分300円で、土日祝は最大料金なし(平日は当日最大1,000円)
金閣寺へはバスの往復が必要
桜・紅葉の週末は満車の可能性がある

京都駅や嵐山からの行き方と、帰りの足の選び方

京都駅から金閣寺へは「金閣寺道」に停まる系統を選ぶ

京都駅から1日を始める場合、まずは金閣寺の最寄りバス停「金閣寺道」を目指します。金閣寺の公式アクセスで挙がっている系統は12・59・205・M1です。このうち京都駅から乗れる系統と所要時間は、季節ダイヤや運行日で変わることがあるため、出発前に京都市交通局の系統図・時刻表で確認してから乗るのが確実です。

京都駅前のバスターミナルは、観光シーズンには金閣寺方面の乗り場に長い列ができます。朝9時の開門に合わせたい日は、乗り場の列を見込んで早めにホテルや駅を出ておきましょう。二条城などほかの観光地を経由して金閣寺に入る場合は、その場所から金閣寺道へ向かう系統を選ぶ方が、京都駅に戻るより早いこともあります。

逆に、阪急・京阪沿線から来る人は、仁和寺の公式アクセスにあるように阪急大宮駅・阪急西院駅から26番、京阪三条駅から10番・59番で仁和寺へ直接向かい、逆順で回る方法もあります。自分の出発地から近いのが金閣寺か仁和寺かで、最初の寺を決めるのも1つの考え方です。

仁和寺からの帰りは嵐電が軸、嵐山へ足を延ばすこともできる

仁和寺を最後にした日の帰りは、嵐電(京福電鉄)の御室仁和寺駅が軸になります。仁和寺の公式アクセスでは駅から徒歩約3分と案内されており、山門を出てすぐの距離です。バスの渋滞を気にせずに次の目的地へ移れるのが、電車で帰れる寺を最後に置く利点です。

嵐電は嵐山方面と四条大宮方面につながっているので、夕方から嵐山へ足を延ばして渡月橋周辺を歩く、四条大宮から阪急に乗り継いで大阪方面へ帰る、といった組み方もできます。金閣寺→仁和寺→嵐山と西へ西へ進む1日は、戻る移動がないぶん時間を有効に使えます。

注意点は、嵐電の駅や車内が、観光シーズンの夕方に混み合いやすいことです。大きな荷物がある日は、京都駅や宿にあらかじめ預けてから回るのがおすすめです。また、御室仁和寺駅は小さな駅なので、改札の場所や乗り場の向きを、到着時に一度確認しておくと帰りに迷いません。

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📌 帰りの足の選び方

嵐山・四条大宮方面へ抜けるなら嵐電(御室仁和寺駅から徒歩約3分)、京都駅へ乗り換えなしで戻るならJRバス高尾・京北線か市バス26番、阪急で帰るなら26番で西院・大宮へ、と帰り先で選び分けます。

京都駅へ直接戻るなら市バス26番かJRバス

仁和寺から京都駅へ乗り換えなしで戻りたい場合は、仁和寺の公式アクセスにある市バス26番(京都駅から約40分)か、JRバス高尾・京北線(京都駅から約30分)が候補です。どちらも御室仁和寺のバス停周辺から京都駅方面へ向かいます。

JRバスは所要時間の目安が短く、新幹線に乗り継ぐ日には選びやすい路線です。一方、市バス26番は阪急西院駅(約25分)・阪急大宮駅(約30分)も通るので、阪急で大阪方面へ帰る人には途中で降りる選択肢があります。帰りの乗り換え先によって、乗るバスを変えるとよいでしょう。

夕方の道路は渋滞することがあるため、新幹線や特急の時刻が決まっている日は、バスの所要時間の目安に余裕を足して出発してください。時間を確実に読みたい日は、嵐電で四条大宮か帷子ノ辻方面へ出てから乗り継ぐ方が、遅れのリスクを抑えられることもあります。帰りの便は、仁和寺に着いた時点で一度調べておくと、拝観中に時間を気にせず済みます。

2026年秋の紅葉ライトアップと、桜の季節の注意点

仁和寺の紅葉雲海ライトアップは10月24日〜12月13日の金土日祝

2026年秋、仁和寺では「紅葉雲海ライトアップ」が10月24日〜12月13日の金・土・日・祝に開催されると、仁和寺公式サイトのトップで告知されています。平日は開催されないので、夜まで回る日を組むなら曜日の確認が最初の一歩です。

仁和寺公式のお知らせによると、時間は18:30〜21:00(受付は18:00〜20:30、11月20日は18:30受付開始)、拝観料は大人2,800円・高校生以下無料です。会期中でも11月8日(日)と11月28日(土)は休止日で、宗教行事などで休止になる場合は公式のお知らせページで告知されます。また、嵯峨野トロッコ列車の片道乗車券とライトアップ拝観券のセット券(3,380円・18歳以上・WEB予約のみ)が10月15日から販売されています。嵐山方面と組み合わせる日は、このセット券の内容も確認しておくと選択肢が広がります。

ライトアップの日に金閣寺と組み合わせるなら、昼に金閣寺、夕方に仁和寺へ移り、夜のライトアップまで待つ流れが考えられます。この場合、仁和寺の駐車場が24時間営業のコインパーキングになったことが効いてきます。金閣寺の駐車場は午後5時10分に閉まるので、車の日は夕方までに仁和寺側へ車を移しておきましょう。

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秋の仁和寺は展示も重なる、梵字展と霊宝館の会期

2026年秋の仁和寺は、ライトアップ以外にも催しが重なります。公式サイトでは、仁和寺御所庭園白書院修理完成記念「梵字展」が10月3日〜11月20日、霊宝館の秋季名宝展が10月3日〜11月29日と案内されています。梵字展は御所庭園が会場で、会期中の御所庭園は大人1,000円(高校生以下無料)、11月2日〜4日は休止日です。

霊宝館は期間限定の公開で、御所庭園とは別に拝観料(大人500円・高校生以下無料)がかかります。秋季名宝展の開館は10:00〜16:30(最終受付16:00)で、月曜は休館(11月23日は開館)なので、月曜に回る日は霊宝館を予定に入れないようにしましょう。展示をじっくり見る日は、御所庭園と霊宝館の両方を回る時間を確保するため、仁和寺に着く時間を早めに設定しておく必要があります。

また、北野天満宮・仁和寺・嵐電による「一願成就祈願スタンプラリー」が7月10日〜12月20日の期間で案内されています。嵐電を使って回る日なら、移動の途中で参加できる企画です。紅葉の時期は金閣寺も含めて人出が増えるので、催しを目当てにする日は、金閣寺の滞在を短めに切り上げて仁和寺側に時間を回す配分が向いています。

桜の時期の御室花まつりは特別入山料800円がかかる

仁和寺は桜の名所としても知られ、春の「御室花まつり」の期間中は特別入山料がかかります。仁和寺の公式参拝案内では、特別入山料は大人個人800円、高校生・中学生・小学生は無料と案内されています。御所庭園の拝観料とは別の扱いなので、春に回る日は両方の料金を見込んでおきましょう。

花まつりの期間や見頃の時期は年ごとに変わるため、春が近づいたら仁和寺の公式お知らせで今季の日程を確認してください。前年の日程をそのまま当てはめると、期間外に行ってしまったり、逆に期間中で入山料がかかることを知らずに予算が狂ったりします。

桜の時期は金閣寺道のバス停も、御室仁和寺駅もふだん以上に混雑します。春に2寺を回る日は、金閣寺を開門直後の午前9時に済ませ、昼までに仁和寺へ移る「前倒しの順番」にしておくと、午後の混雑の中で移動する時間を減らせます。車の日は、仁和寺のコインパーキングの台数(普通車98台)が早めに埋まる可能性を考え、電車とバスで回る案も用意しておくと安心です。

💡 段取りメモ:季節ごとの順番の変え方

桜の時期は「金閣寺を午前9時に済ませて昼までに仁和寺へ」、紅葉ライトアップの金土日祝は「昼に金閣寺、夕方から仁和寺で夜まで」、冬の12〜2月は「仁和寺に14時台に着く」と、季節で後ろの寺に入る時間をずらすのが組み立てのコツです。

雨の日・ベビーカー・車いすでも2寺を回れる?

金閣寺は舎利殿の真横まで段差なし、ただし順路の途中で引き返す

金閣寺の公式よくある質問では、金閣舎利殿の真横までは大きな段差なく参拝できると案内されています。車いすの貸出と多目的お手洗いもあると記載されているので、車いすの同行者がいても、金閣を間近で見るところまでは進めます。

ただし、その先の順路には階段があり、公式では「車いすの方、御足の悪い方、ベビーカーの方は階段の手前で引き返していただいて、拝観入口からご退出していただきます」と案内されています。つまり、ベビーカーや車いすの場合は、一方通行の順路を最後まで進まず、途中で戻って入口から出る形になります。

家族連れの場合、ベビーカーで来るなら、階段の手前までの範囲で見たいものを見ておく段取りが向いています。抱っこひもを持っていけば、ベビーカーの人は引き返し、抱っこできる人は順路を最後まで進む、といった分かれ方もできます。年配の同行者がいる日も、階段の手前で引き返す選択肢があることを先に伝えておくと、無理をさせずに済みます。

仁和寺は車いすで参拝できる、事前に連絡すれば手伝いも

仁和寺の公式「よくあるご質問」では、車いすでの参拝は少し不便な箇所はあるものの可能で、事前に連絡すればできる限り手伝うと案内されています。車いすの貸出も屋内用・屋外用が各1台あります。一方、ベビーカーの通行範囲や多目的トイレ、授乳室の案内は公式には載っていないため、該当する同行者がいる場合は、出発前に仁和寺の寺務所(電話番号は施設カードを参照)で、御所庭園の中を車いすやベビーカーで進めるかを確認しておきましょう。

確認しておきたいのは、御所庭園の建物の中に入る際の段差の有無、ベビーカーを置いておける場所があるか、多目的トイレの位置の3点です。障がい者手帳を持つ本人は拝観料が免除されると公式で案内されているので、その点もあわせて聞いておくと受付がスムーズです。

授乳室やおむつ替えの場所は、金閣寺・龍安寺・仁和寺とも公式ページに案内がないため、必要な家族は事前に各寺へ問い合わせるか、移動の途中で駅や商業施設の設備を使う計画にしておくと安心です。乳幼児連れの日は、3寺を欲張らず2寺に絞ると、休憩の時間を取りやすくなります。

雨の日は屋外の滞在を短く、撮影とペットのルールも先に確認

金閣寺も龍安寺も、見どころの中心は庭と池で、屋外を歩く時間が長い寺です。雨の日は足元が濡れ、傘で写真も撮りにくくなるので、各寺の滞在時間は短めに見積もり、移動のバスの待ち時間を含めた全体の計画を前倒しにしておくのが無難です。龍安寺は拝観所要時間30〜40分という公式の目安があるので、雨の日でも予定に組み込みやすい寺です。

撮影については、金閣寺の公式では、個人で楽しむ小型カメラのスナップ撮影に限り可能で、SNSなどを含む第三者への公表を目的とした撮影は認めていないと案内されています。家族の記念写真を撮る分には問題ありませんが、撮った写真の使い方には気をつけましょう。

ペット連れの場合も寺ごとにルールが違います。金閣寺は介助犬の同伴は可能で、小型の犬・猫はケージかキャリーが必須とされています。龍安寺はリードや抱っこでの拝観はできず、ケージや専用カバンで全身が見えないようにした場合のみ入れると案内されています。仁和寺は公式のよくあるご質問で、境内(屋外)はケージの利用が必須でリードは不可、建物の中はケージに入れていてもお断りと案内されています。

子ども連れなら「金閣寺+仁和寺」の2寺に絞って半日で

小学生くらいまでの子どもと一緒なら、龍安寺を外して「金閣寺+仁和寺」の2寺に絞る組み方が向いています。金閣寺は金色の舎利殿が子どもにもわかりやすく、仁和寺は高校生以下の拝観料が無料なので、家族の予算面でも組みやすい組み合わせです。

子ども連れの日は、移動の回数を減らすことが疲れを抑えるコツです。59系統に1回乗るだけで2寺の間を移れるので、バスの乗り換えで子どもを急かす場面がありません。午前に金閣寺、昼過ぎに仁和寺を回って、帰りは嵐電で帰る半日コースなら、午後の早い時間に切り上げることもできます。

注意点は、金閣寺の順路にある階段と、仁和寺の境内の広さです。ベビーカーの子どもがいる場合は、金閣寺の階段の手前で引き返す必要があることを先に家族で共有し、仁和寺では御所庭園の中のベビーカー可否を事前に寺務所へ確認しておきましょう。飲み物や軽食は、バスに乗る前に用意しておくと、待ち時間の機嫌も保ちやすくなります。

Q. ベビーカーで金閣寺の順路を最後まで回れますか?
A. 金閣寺の公式では、ベビーカーの場合は階段の手前で引き返し、拝観入口から退出する案内になっています。舎利殿の真横までは大きな段差なく進めるので、そこまでで見たい場所を見ておく段取りがおすすめです。

まとめ

🍁 この記事の結論

金閣寺と仁和寺は、午前に金閣寺・午後に仁和寺の順で59系統1本でつなげます。御所庭園の16:30受付終了から逆算して出発しましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 順番:金閣寺→(龍安寺)→仁和寺の西向き
  • ✔ バス:金閣寺道で「龍安寺・山越行」の59系統
  • ✔ 拝観料:仁和寺は高校生以下が無料
  • ✔ 駐車場:金閣寺は午後5時10分に閉場
  • ✔ 2026年秋:仁和寺の夜間は金土日祝のみ

まずは、行く日の曜日と季節を確かめ、仁和寺に何時に入るかを先に決めてから、金閣寺の出発時刻を逆算してみてください。それが決まれば、龍安寺を挟むか、車をどこに置くかも自然に決まります。

※拝観料・拝観時間・駐車場の料金や台数、バスのダイヤは変更されることがあります。お出かけ前に各寺・京都市交通局の公式情報で最新の内容をご確認ください。

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京都おでかけノート編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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