金閣寺と北野天満宮は、どちらも京都市の北西部にあり、地図で見ると「ついでに寄れそう」な位置関係です。ところが実際に計画を立て始めると、「どちらを先に回ればいいのか」「市バスは何系統に乗ればいいのか」「車ならどちらの駐車場に置くのか」といった細かい疑問が次々に出てきます。とくに北野天満宮は毎月25日に縁日があり、その日は参拝者用の駐車場が使えません。日付を確認しないまま車で向かうと、到着してから予定を組み直すことになります。
先に結論をお伝えすると、多くの人にとって組みやすいのは「金閣寺を9:00の拝観開始に合わせて先に回り、そのあと北野天満宮へ移る」順番です。北野天満宮は開門時間が7時〜17時と朝が早く、夕方は金閣寺と同じ時刻に閉まるため、どちらを先にしても成り立ちます。ただ、金閣寺は午前のほうが落ち着いて歩きやすいので、先に回しておくと後半の自由度が上がります。土曜・休日なら、2か所を結ぶ市バス102系統が走っていて、乗り換えなしで移動できます。
この記事では、金閣寺と北野天満宮の公式サイト、京都市交通局の時刻表、京都市観光協会の交通案内をもとに、回る順番・移動手段・拝観料と時間・駐車場・季節の公開(もみじ苑と梅苑)・縁日の日の注意点を、出かける前に決めておく順に整理しました。
・金閣寺と北野天満宮、どちらを先に回ると組みやすいか
・土休日だけ走る市バス102系統と、平日の移動の考え方
・拝観料・開門時間・駐車場を1表で並べた時間割の作り方
・毎月25日の縁日と、秋のもみじ苑・冬の梅苑の時期の段取り
金閣寺北野天満宮はどっちが先?回る順番は「閉門時刻」から逆算する

基本は金閣寺が先、北野天満宮があと
迷ったら金閣寺を先にしてください。金閣寺(鹿苑寺)の拝観時間は9:00〜17:00(公式表記: 午前9:00〜午後5:00)で、年中無休です。一方の北野天満宮は開門時間 7:00〜17:00 と朝が早く、閉門は金閣寺と同じ17時です。ただし、御本殿前の三光門は閉門の30分前(16:30)に閉まり、それ以降は中庭での参拝ができません。つまり、朝の早い時間を使えるのは北野天満宮だけ、閉まる時刻は2か所とも同じ、という組み合わせになっています。
この条件だと、「9:00に金閣寺へ入り、昼前後に北野天満宮へ移る」流れがいちばん素直です。金閣寺は拝観の動線が一方通行に近い形で決まっていて、団体や修学旅行が増える時間帯に重なると、舎利殿(金閣)の正面の池のほとりで立ち止まる人が増えます。午前の早い時間に済ませておけば、写真を撮る場所でも落ち着いて立ち止まれます。
北野天満宮のほうは境内が広く、本殿への参拝と境内の散策が中心なので、昼以降に回しても動きやすい場所です。ただし注意点として、北野天満宮の授与所は9:00〜16:30、御祈祷は9:00〜16:00と、開門時間より短く設定されています。お守りの授与や御祈祷を予定している場合は、16時前に北野天満宮に着いている計算で組んでください。
朝7時台から動ける人は「北野天満宮が先」もあり
宿泊先が近い人や、京都市内に住んでいて朝が早い人は、逆に北野天満宮を先にする順番も成り立ちます。北野天満宮は7時に開門するので、7時台に参拝を済ませ、9:00の金閣寺の拝観開始に合わせて移動すれば、どちらも人が少ない時間帯に回れます。
この順番のメリットは、午前中に2か所を終えて、午後をまるごと別の予定に使えることです。たとえば、午後に京都駅方面へ戻って買い物をする、銀閣寺方面へ足を延ばすといった組み方がしやすくなります。北野天満宮の最寄りは京福電車(嵐電)北野白梅町駅より徒歩5分で、市バスの「北野天満宮前」停留所もあるので、朝の移動手段は比較的選びやすい場所です。
ただし、7時台は授与所が開いていません(授与所は9:00〜16:30)。お守りや絵馬を受けたい人が北野天満宮を先にすると、授与所が開くまで待つか、金閣寺のあとにもう一度戻ることになります。参拝だけで済ませる人向けの順番だと考えておきましょう。
半日で済ませるか、1日に広げるかを先に決める
金閣寺と北野天満宮の2か所だけなら、移動を含めて半日で収まるのが一般的です。金閣寺は市バス「金閣寺道」から入口まで徒歩約5~8分(京都市観光協会の案内)で、境内の拝観路を歩いて戻る流れになります。北野天満宮は参拝だけなら短時間で済みますが、季節の公開(秋のもみじ苑・冬から春の梅苑)に入るなら、その分の時間を足して考えます。
半日コースにするなら、午前に2か所を回して昼食で終える形、または昼食後に2か所を回して夕方に終える形のどちらかです。後者の場合、金閣寺は17:00で拝観が終わるため、14時台に金閣寺へ入れるかどうかを基準に逆算してください。
1日に広げる場合は、秋なら北野天満宮のもみじ苑のライトアップ(日没〜20:00、最終入場19:40)を夜に入れる組み方が考えられます。昼に金閣寺、夕方以降に北野天満宮という順番にすると、ライトアップの時間にちょうど合わせられます。どちらにするかで、市バスの1日の使い方や駐車場の料金も変わるので、出発前に「半日か1日か」を最初に決めておくのが段取りの第一歩です。
閉まる時刻は金閣寺も北野天満宮も17時台で同じです。違うのは朝で、北野天満宮は7時に開門、金閣寺は9:00に拝観開始です。朝が早い人は北野天満宮が先、9時以降に動き始める人は金閣寺が先、と覚えておくと迷いません。
| 住所 | 〒603-8361 京都市北区金閣寺町1 |
| 電話番号 | 075-461-0013 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(公式表記: 午前9:00〜午後5:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| アクセス | 市バス「金閣寺道」下車(系統12、59、205、M1) |
| 駐車場 | 250台(第1・第2・第3駐車場合計)、利用時間 8:40~17:10、乗用車 最初の60分400円・以後30分毎200円 |
| 公式サイト | 公式サイト |
2か所の移動は市バス1本で行ける?土休日と平日で乗り方が変わる
土曜・休日は市バス102系統で乗り換えなし
土曜・休日に出かけるなら、市バス102系統が便利です。京都市観光協会の交通案内では「土休日に限り観光地を結ぶ102系統(楽洛 金閣寺・銀閣寺ライン)」と紹介されていて、京都市交通局の時刻表でも行き先表示に「金閣寺・北野天満宮行」と書かれています。金閣寺道と北野天満宮前の両方を通る系統なので、2か所の移動を1本でつなげます。
京都市交通局の時刻表(令和7年3月22日実施)を見ると、102系統は平日の運行がなく、土曜と休日だけ走ります。大徳寺前を出る「金閣寺・北野天満宮行」は9時台から16時台に1時間あたり2本、千本今出川を出る「北野天満宮・金閣寺行」は10時台から16時台に1時間あたり2本です。途中では等持院東町、わら天神前、金閣寺道などに停まります。
本数は1時間に2本なので、乗り遅れると30分前後待つことになります。金閣寺の拝観を終えたら、金閣寺道の停留所の時刻表で次の102系統の時刻を先に確認し、それに合わせて境内を出る時間を決めると無駄がありません。時刻表は改正されることがあるので、出発前に京都市交通局の102系統時刻表(大徳寺前)など最新の版を確認してください。
平日は「どの停留所で乗り換えるか」を出発前に調べる
平日は102系統が走らないため、金閣寺道から北野天満宮前まで乗り換えなしで行ける便があるかどうかは、日によって確認が必要です。市バスは系統数が多く、季節運行の系統もあるので、平日に出かける人は京都市交通局のバス接近情報や時刻表で、金閣寺道と北野天満宮前(または北野白梅町)を結ぶ経路を出発前に調べておくと安心です。
北野天満宮側には、市バスのほかに京福電車(嵐電)北野白梅町駅という選択肢があります。公式の案内では北野白梅町駅より徒歩5分です。嵐電は嵐山方面へつながっているので、金閣寺と北野天満宮を回ったあとに嵐山へ移るような1日コースを組むなら、北野天満宮を後半にして北野白梅町から嵐電に乗る流れが自然です。
注意点として、平日でも観光シーズンは市バスが混み合います。とくに金閣寺道は複数の系統が停まる停留所で、乗車待ちの列が長くなることがあります。年配の同行者がいる場合は、停留所で待つ時間が長くなる可能性も見込んで、時間に余裕を持たせた予定にしておきましょう。
京都駅から向かう場合の入口はどちら?
京都駅から出発する場合、北野天満宮の公式アクセスでは、京都駅から市バス50系統で約35分と案内されています。ほかにも、二条駅から55系統で約15分、円町駅から203系統で約10分、地下鉄今出川駅から51・203系統で約15分という経路が公式に掲載されています。
金閣寺側は、公式のアクセスページで市バス「金閣寺道」下車(系統12、59、205、M1)と案内されています。また京都市観光協会の案内では、地下鉄烏丸線の北大路駅に隣接するバスターミナルから204・205系統に乗り、約11分ほどで「金閣寺道」に着くルートが紹介されています。同じ案内では、205系統で京都駅方面から直接向かう場合は停留所が多く、車内が混み合って時間がかかると注意書きがあります。
京都駅からなら「北野天満宮に50系統で入り、最後に金閣寺から北大路駅経由で地下鉄に乗って戻る」、または「北大路駅経由で金閣寺に入り、北野天満宮から50系統で京都駅へ戻る」のように、行きと帰りで入口を変えると同じ道を往復せずに済みます。どちらの順番でも、帰りの経路を先に決めておくのがポイントです。
「金閣寺と北野天満宮を結ぶバスがある」と聞いて平日に金閣寺道で102系統を待っても、平日は運行がありません(令和7年3月22日実施の時刻表)。原因は、土休日だけの観光系統だと知らずに出かけることです。対策は、出かける曜日を確認し、平日なら京都市交通局のバス接近情報で別の経路を出発前に調べておくことです。
銀閣寺方面と組み合わせる日の102系統の使い方は、別の記事で詳しくまとめています。

哲学の道を歩いて銀閣寺を見終えたあと、「ここから金閣寺までどうやって行けばいいの?」と地図アプリを開いて手が止まる人は少なくありません。銀閣寺は東山のふもと、金…
拝観料と開門時間を1表にすると、何時に出れば足りるかが見える

公式サイトの値で見る:2か所の料金と時間の比較表
出かける前に、金閣寺と北野天満宮の料金と時間を1つの表に並べておくと、時間割が組みやすくなります。以下は各公式サイトの値をもとにした比較です。
| 項目 | 金閣寺(鹿苑寺) | 北野天満宮 |
|---|---|---|
| 時間 | 9:00〜17:00 | 開門 7時〜17時 |
| 休み | 年中無休 | 公式サイトのお知らせで確認 |
| 料金 | 大人(高校生以上)500円/小・中学生300円 | 参拝は境内自由(もみじ苑・梅苑は別料金) |
| そのほかの受付 | 30名以上は団体として入場 | 授与所9:00〜16:30/御祈祷9:00〜16:00 |
| 最寄り | 市バス「金閣寺道」 | 嵐電北野白梅町駅 徒歩5分/市バス「北野天満宮前」 |
表で見ると、2か所の差は「料金がかかるかどうか」と「朝の始まりの時刻」に集約されます。金閣寺は拝観料が必要で、時間は9:00からです。北野天満宮は通常の参拝では拝観料の案内はなく、7時から開いていますが、授与所や御祈祷は時間が短めです。この差をもとに、次の見出しで時間割の例を組んでいきます。
家族4人なら拝観料はいくら見ておけばいい?
金閣寺の拝観料は大人(高校生以上)500円、小・中学生300円です。大人2人と小学生2人の家族なら、大人分と子ども分をそれぞれ人数分掛けた金額を見ておけば足ります。北野天満宮は通常の参拝であれば拝観料の案内がないため、2か所を回るときの「入る費用」は、基本的に金閣寺の分だけと考えて大丈夫です。
ただし、北野天満宮で季節の公開に入る場合は別料金が必要です。秋の御土居のもみじ苑は大人(中学生以上)1,500円、小学生700円で、未就学児は無料と公式に案内されています。冬から春の梅苑「花の庭」は、前季(2026年)の実績で当日 大人3,000円・小人1,500円、前売 大人2,800円・小人1,400円でした。季節によって予算が大きく変わるので、出かける時期に合わせて計算し直してください。
中学生の扱いが2か所で違う点にも注意が必要です。金閣寺では中学生は「小・中学生」の料金ですが、もみじ苑では「大人(中学生以上)」の料金になります。中学生のいる家族は、金閣寺は子ども料金、もみじ苑は大人料金と分けて考えておくと、受付で戸惑いません。
9:00スタートの時間割例
金閣寺を先にする標準的な時間割は、次のような流れです。9:00の拝観開始に合わせて金閣寺に入り、境内を一回りして出口へ。金閣寺道の停留所から北野天満宮前へ移動し、昼前後に北野天満宮で参拝。授与所(9:00〜16:30)でお守りを受け、北野白梅町駅または市バスで次の目的地へ向かいます。
金閣寺の境内でどれくらい時間がかかるかは、写真を撮る量や同行者のペースで変わります。境内の所要時間の目安や、拝観路の歩き方は、別の記事で詳しくまとめています。

午後スタートにする場合は、閉まる時刻から逆算します。金閣寺は17:00までなので、北野天満宮を先にして、金閣寺に遅くとも15時台には入っておく流れが安全です。北野天満宮の授与所は16:30まで、御祈祷は16:00までなので、午後に北野天満宮を後回しにすると授与の時間に間に合わないことがあります。午後から動く日は「北野天満宮が先、金閣寺があと」に順番を入れ替えると、どちらの受付時間にも収まりやすくなります。
| 住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町(北野天満宮社務所) |
| 電話番号 | 075-461-0005 |
| 営業時間 | 開門時間 7:00〜17:00/御祈祷9:00〜16:00/授与所9:00〜16:30 |
| アクセス | 京福電車(嵐電)北野白梅町駅より徒歩5分/市バス「北野天満宮前」 |
| 駐車場 | 参拝者専用駐車場あり(参拝時間内のみ・毎月25日は縁日のため駐車不可)。入口は南側、一の鳥居に向かって右側の車道沿い。台数・料金は公式ページに記載なし |
| 公式サイト | 公式サイト |
車で行くなら駐車場はどちらに置く?台数と使えない日の落とし穴
金閣寺の駐車場は250台、料金は時間制
車で行くなら、まず金閣寺の駐車場の条件を押さえておきましょう。金閣寺の公式アクセスページでは、駐車場は250台(第1・第2・第3駐車場合計)、利用時間は8:40~17:10です。乗用車の料金は最初の60分400円、以後30分毎200円と案内されています。
利用時間が8:40からなので、9:00の拝観開始に合わせて到着すれば、駐車してから入口へ向かう流れで時間がちょうど合います。逆に閉まるのは17:10なので、金閣寺に車を置いたまま北野天満宮まで回る場合、夕方の戻り時刻に気をつけてください。北野天満宮で長く過ごすと、金閣寺の駐車場の利用時間を過ぎてしまう可能性があります。
駐車料金は時間で加算されるため、金閣寺に車を置いて北野天満宮まで市バスで往復するような使い方は、時間が延びる分だけ料金も増えます。2か所を車で回るなら、金閣寺の拝観が終わったら車を出し、北野天満宮側の駐車場へ移動するほうが、駐車時間を短く抑えられます。
北野天満宮の駐車場は「参拝時間内」と「25日」が条件
北野天満宮には参拝者専用の駐車場があり、公式アクセスページでは参拝時間内のみ利用できると案内されています。入口は南側、一の鳥居に向かって右側の車道沿いです。初めて行く人は、カーナビの目的地を境内の中心に設定すると入口を通り過ぎやすいので、南側の一の鳥居を目印にしてください。
見落としやすいのが、毎月25日は縁日のため駐車できないという条件です。公式アクセスページに「毎月25日は縁日のため駐車できません」とはっきり書かれています。25日に車で北野天満宮へ向かう場合は、北野天満宮の駐車場をあてにせず、金閣寺の駐車場に置いて北野天満宮へは市バスで移動する、あるいは最初から公共交通で行く、という組み方に変える必要があります。
北野天満宮の駐車場の台数と料金は公式アクセスページに書かれておらず、祭典や行事の日は25日以外でも駐車場が使えない場合があると案内されているため、車で行く前に北野天満宮の交通アクセスページで最新情報を確認し、不明点は社務所に問い合わせておくと安心です。
月末の土日が25日に重なり、北野天満宮の駐車場をカーナビの目的地にして出発。現地に着くと縁日で駐車できず、周辺で駐車場を探すうちに予定が大幅に遅れる、という流れです。原因は、駐車場が日付で使えなくなる条件を知らないことです。対策は、出発日が25日かどうかをカレンダーで確認し、25日なら金閣寺の駐車場(8:40~17:10)に置いて市バスで北野天満宮へ向かうか、最初から嵐電・市バスで行く計画に切り替えることです。
秋の週末は「車を1か所に置いて市バス」も選択肢
紅葉の時期や連休は、金閣寺周辺の道路も北野天満宮周辺の道路も混み合いやすくなります。そうした日に2か所を車で回ると、駐車場の入庫待ちが2回発生する可能性があります。このようなときは、車を金閣寺の駐車場に1回だけ置き、北野天満宮へは土休日運行の102系統で往復する組み方も考えられます。
この方法のメリットは、駐車場を探す回数が1回で済むことです。デメリットは、金閣寺の駐車料金が時間で加算される点(最初の60分400円、以後30分毎200円)と、駐車場の利用時間が17:10までという点です。北野天満宮のもみじ苑のライトアップ(日没〜20:00)まで見る予定なら、金閣寺の駐車場には戻れないので、この組み方は使えません。夜まで滞在する日は、最初から公共交通で出かけるほうが段取りはシンプルです。
子ども連れや年配の同行者がいて車を使いたい場合は、混む時間帯を避けて朝の8:40の利用開始に合わせて金閣寺へ入り、昼前には北野天満宮へ移る、という早めの組み方がおすすめです。
| 車で回るメリット | 車で回るデメリット |
|---|---|
| 金閣寺は250台と台数が多い 荷物や年配の同行者がいても移動がラク 北野天満宮にも参拝者専用の駐車場がある | 毎月25日は北野天満宮に駐車できない 金閣寺の駐車場は17:10まで 紅葉期や連休は周辺道路と入庫待ちが混みやすい |
秋はもみじ苑、冬から春は梅苑:季節で変わる北野天満宮の回り方
2026年の御土居のもみじ苑は10月31日〜12月6日
秋に金閣寺と北野天満宮を回るなら、北野天満宮の「史跡御土居のもみじ苑」を予定に入れるかどうかを先に決めておきましょう。北野天満宮公式サイトでは、2026年の公開期間を10月31日〜12月6日、時間を9:00〜16:00(最終入場15:40)と案内しています。入苑料は大人(中学生以上)1,500円、小学生700円、未就学児は無料です。
もみじ苑は北野天満宮の境内にある別料金のエリアで、通常の参拝とは別に受付を通ります。公開期間中は、金閣寺の拝観と組み合わせて「午前に金閣寺、昼過ぎに北野天満宮で参拝ともみじ苑」という流れにすると、昼の光でもみじを見ることができます。最終入場が15:40なので、午後から動く日は北野天満宮を先にして、金閣寺をあとに回すと時間内に収まりやすくなります。
注意点として、公式サイトでは園内での三脚の使用ができないと案内されています。紅葉の写真を撮る予定の人は、三脚を持たずに出かけるか、使わない前提で荷物をまとめておきましょう。
| 住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町(北野天満宮境内) |
| 電話番号 | 075-461-0005 |
| 営業時間 | 9:00〜16:00(最終入場15:40)/ライトアップ 日没〜20:00(最終入場19:40) |
| アクセス | 北野天満宮境内 |
| 公式サイト | 公式サイト |
夜のライトアップは11月13日から、金閣寺は昼に済ませる
もみじ苑は、2026年11月13日〜12月6日の期間にライトアップが行われると公式に案内されています。時間は日没〜20:00(最終入場19:40)です。昼の公開と夜のライトアップを合わせると、ライトアップ期間中は9時〜20時まで開いていることになります。
金閣寺の拝観は17:00までなので、夜まで含めた1日コースは「昼に金閣寺、夕方以降に北野天満宮で参拝とライトアップ」という順番一択です。逆の順番にすると、北野天満宮の夜の時間帯に金閣寺はもう閉まっています。北野天満宮の通常の開門時間は7時〜17時ですが、公式の参拝時間ページでは、もみじ苑ライトアップ期間は夜間も開門し、社務所・授与所もライトアップ期間中は9時〜20時と案内されています。
ライトアップの時間帯は日没後で冷え込むため、子ども連れや年配の同行者がいる場合は、上着を1枚多めに持っていくと安心です。また、夜は帰りの交通手段も先に決めておきましょう。北野白梅町駅は北野天満宮から徒歩5分の距離にあるので、嵐電で帰るのか、市バスで京都駅方面へ戻るのかを出発前に決めておくと、ライトアップのあとに慌てずに済みます。
梅苑「花の庭」は前季実績で例年2月上旬から
冬から春に出かけるなら、北野天満宮の梅苑「花の庭」が見どころになります。公式の梅苑ページでは、開苑期間は例年2月上旬から3月下旬と案内されています。前季(2026年)の実績では、会期は令和8年2月1日~5月24日で、時間は9:00~20:30(最終入場20:00)、休苑日有と案内されていました。この2026年の公開は「KYOTO NIPPON FESTIVAL」の舞台として蜷川実花さんらのインスタレーションを行う特別な形で、例年(2月上旬〜3月下旬)より長い会期と毎日のライトアップになっていた点に注意してください。
入苑料は前季(2026年)の実績で、前売 大人2,800円・小人1,400円、当日 大人3,000円・小人1,500円でした。来季(2027年)の会期や料金は、北野天満宮の公式サイトで発表されてから確認してください。梅の開花状況によって会期が変わることがあるため、出かける直前に梅苑の公式ページを見ておくのが確実です。
梅の時期の金閣寺は、紅葉の時期に比べると落ち着いていることが多いため、「午前に金閣寺、午後に北野天満宮の梅苑」という組み方がしやすい季節です。前季は特別公開で夜まで開いていましたが、来季も夜間に開くかは発表を待つ必要があります。夕方以降に梅苑を回したい場合は、公式の会期・時間・休苑日を確かめてから組みましょう。
| 住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町(北野天満宮境内) |
| 電話番号 | 075-461-0005 |
| 営業時間 | 9:00~20:30(最終入場20:00)※2026年の特別公開時の値 |
| 定休日 | 休苑日有 |
| アクセス | 北野天満宮境内 |
| 公式サイト | 公式サイト |
秋:御土居のもみじ苑(2026年は10月31日〜12月6日、大人(中学生以上)1,500円)。夜まで回るなら11月13日からのライトアップ。
冬〜春:梅苑「花の庭」(例年2月上旬から3月下旬、前季実績で当日 大人3,000円)。来季の会期は公式で発表を確認。
毎月25日の縁日や混雑する日に、予定を崩さないための組み方
25日は「車を使わない日」と決めてしまう
北野天満宮では毎月25日が縁日で、公式アクセスページでも「毎月25日は縁日のため駐車できません」と案内されています。25日に金閣寺と北野天満宮を回る予定なら、最初から車を使わない計画にしてしまうのがいちばん確実です。
公共交通で行く場合、北野天満宮は京福電車(嵐電)北野白梅町駅より徒歩5分、京都駅からは市バス50系統で約35分、二条駅からは55系統で約15分と公式に案内されています。金閣寺は市バス「金閣寺道」下車です。25日が土曜・休日なら、102系統で2か所を結ぶこともできます。
縁日の日は北野天満宮の周辺に人が集まるため、市バスの車内や停留所も混み合う可能性があります。ベビーカーを使う家族や、年配の同行者がいる場合は、混雑する時間帯を避けて朝の早い時間(北野天満宮は7時開門)に北野天満宮を先に回し、そのあと9:00の拝観開始に合わせて金閣寺へ移る順番にすると、人の多い時間帯を外しやすくなります。
実は「朝の北野天満宮」は意外と知られていない空き時間
意外と知られていないけれど、北野天満宮は7時に開門するため、観光客の多くが動き出す前の時間に参拝できます。金閣寺は9:00からの拝観なので、多くの人は金閣寺の開始時刻を基準に予定を組みます。その結果、7時台から8時台の北野天満宮は、観光の流れからは外れた時間帯になりやすいのです。
この時間を使うと、北野天満宮を朝に、金閣寺を9:00の開始直後に、と2か所とも比較的落ち着いた時間帯に回れます。たとえば京都市内に前泊している人や、京都市内から出発する人なら、朝の北野天満宮から1日を始めるだけで、午前中に2か所を終えられます。
ただし注意点もあります。朝の時間帯は授与所(9:00〜16:30)と御祈祷(9:00〜16:00)が始まっていません。お守りや御祈祷が目的の人には向かない組み方です。また、季節の公開(もみじ苑は9:00から、梅苑も前季実績で9:00から)も朝の早い時間は入れないので、参拝と境内の散策だけを朝に済ませる人向けの方法だと考えてください。
紅葉の土日は「午前に金閣寺」を守る
紅葉の時期の土日・祝日は、金閣寺も北野天満宮も人が増えます。このような日は、金閣寺を9:00の拝観開始に合わせて先に済ませることを最優先にしてください。金閣寺は拝観路が決まっていて、混雑すると池のほとりで写真を撮る人の流れがゆっくりになります。
北野天満宮のもみじ苑は2026年の公開期間が10月31日〜12月6日で、昼は9:00〜16:00(最終入場15:40)です。紅葉の土日に昼のもみじ苑を見たい人は、「9:00に金閣寺→昼前に北野天満宮→もみじ苑」という流れがいちばん無理がありません。102系統は土休日の運行なので、金閣寺道から北野天満宮前への移動に使えます。
ライトアップ(日没〜20:00、最終入場19:40)を見たい人は、昼の時間帯を北野天満宮以外の場所に使い、夕方以降に北野天満宮へ移る方法もあります。いずれの場合も、昼食の時間帯は周辺の飲食店も混み合うため、昼食の時間を前後にずらすか、移動前に軽く済ませておくと、全体の予定が崩れにくくなります。
北野天満宮でもみじ苑や参拝に時間をかけ、夕方に金閣寺へ向かったところ、バスの混雑で金閣寺道に着くのが遅れ、拝観時間(9:00〜17:00)の終わりに間に合わない、という流れです。原因は、閉まる時刻に余裕がない順番で組むことです。対策は、午後から動く日は金閣寺を先に回すか、北野天満宮を先にする場合でも遅くとも15時台には金閣寺に入れるように逆算しておくことです。
誰と行く?金閣寺北野天満宮の半日プランを同行者別に組み分ける
子ども連れなら「金閣寺の拝観料」と「歩く距離」を先に確認
子ども連れで回る場合、まず料金の確認から始めましょう。金閣寺の拝観料は大人(高校生以上)500円、小・中学生300円です。北野天満宮は通常の参拝であれば拝観料の案内はありません。秋にもみじ苑へ入るなら、大人(中学生以上)1,500円、小学生700円で、未就学児は無料です。
金閣寺は市バス「金閣寺道」から入口まで徒歩約5~8分(京都市観光協会の案内)で、境内の拝観路を一回りして出口へ戻ります。北野天満宮は北野白梅町駅より徒歩5分です。小さな子どもと歩く場合は、歩く距離が長くなる移動を減らすため、2か所の間は土休日なら102系統を使うなど、乗り物で移動する区間を増やしておくとラクです。
金閣寺の公式「よくある質問」によると、舎利殿(金閣)の真横までは大きな段差なく進めますが、その先に階段があるため、ベビーカーや車いすの人は階段の手前で引き返して拝観入口から退出する形になります。車いすの貸し出し(予約不可)と多目的トイレはあります。北野天満宮の設備や、授乳・おむつ替えの場所は、出かける前に窓口で確認しておくと安心です。とくに境内は砂利道や段差のある場所があるため、ベビーカーと抱っこひものどちらで行くかを事前に決めておくと、当日の荷物の判断に迷いません。
年配の同行者がいるなら「乗り換えの少なさ」を優先
年配の家族と一緒に回る場合は、乗り換えの回数と、停留所で待つ時間をできるだけ減らすのがポイントです。土曜・休日なら102系統で金閣寺道と北野天満宮前を1本で結べます。102系統は1時間に2本の運行(令和7年3月22日実施の時刻表)なので、金閣寺の出口で次の便の時刻を確認してから停留所に向かうと、待ち時間を短くできます。
車で行く場合は、金閣寺の駐車場(250台、利用時間8:40~17:10)を使えば、拝観開始の9:00に合わせて入れます。そのあと北野天満宮へ車で移動するなら、参拝者専用の駐車場を使えますが、毎月25日は利用できない点を忘れないでください。
北野天満宮へ京都駅から向かう場合は、公式に案内されている市バス50系統(約35分)がそのまま北野天満宮前まで行けるルートです。乗り換えを避けたい人は、行きは50系統で北野天満宮に入り、帰りは金閣寺側から北大路駅経由で地下鉄に乗るなど、片道ずつ乗り換えの少ない経路を選ぶと負担が減ります。
雨の日は「屋外の時間」を短くする順番に
雨の日に金閣寺と北野天満宮を回る場合、どちらも屋外を歩く時間が中心になります。金閣寺は境内の拝観路を歩いて舎利殿(金閣)を池越しに見る形で、建物の中に入って見学する施設ではありません。北野天満宮も参拝と境内散策が中心です。
雨の日は、2か所の移動をできるだけバスや車で済ませ、屋外を歩く時間を短くするのがポイントです。土休日なら102系統で金閣寺道から北野天満宮前まで移動できます。車で行く場合は、25日でなければ北野天満宮の参拝者専用駐車場も使えるため、2か所とも駐車場から近い場所まで車で移動できます。
金閣寺の舎利殿の見え方や、境内のどこまで入れるかは、別の記事で詳しくまとめています。雨の日に「どこまで歩くか」を決める参考にしてください。

「金閣寺の中って、建物の中まで入れるの?」「拝観券を買ったら、境内の中で何を見て、どれくらい歩くの?」。初めて金閣寺へ出かける前は、写真で見るあの金色の建物と、…
注意点として、雨の日は足元が滑りやすく、子どもや年配の同行者は転倒しないよう注意が必要です。傘を差しながら写真を撮ると周りの人とぶつかりやすくなるので、混雑する時間帯を避けて朝の早い時間に回るのも1つの方法です。
まとめ
金閣寺と北野天満宮は、開く時刻と閉まる時刻、駐車場の条件、季節の公開の時期さえ押さえておけば、半日でも1日でも無理なく組める組み合わせです。まずは出かける日の曜日と日付を確認し、「土休日かどうか」「25日かどうか」の2点をチェックするところから計画を始めてみてください。それだけで、移動手段と駐車場の選び方がほぼ決まります。
※拝観料・時間・駐車場・季節の公開期間・市バスの時刻は変更されることがあります。出かける前に金閣寺公式、北野天満宮公式、京都市観光協会の交通案内で最新情報をご確認ください。

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