京都駅に着いて「錦市場まではどう行くのがいちばんラクなんだろう」と迷う人は少なくありません。地図で見ると近そうなのに、地下鉄・市バス・徒歩・タクシー・車と選択肢が多く、しかも錦市場は細長いアーケードなので、どこから入るかで歩く距離も変わってきます。
先に結論を言うと、京都駅から錦市場へは地下鉄烏丸線で四条駅まで行き、そこから徒歩約3分が基本ルートです。乗り換えなしで地上の渋滞の影響を受けにくく、運賃は1区なら大人220円です。駅でバスを待つ列が短い日や、ベビーカー・大きな荷物で階段を避けたい日は、市バス5系統で「四条高倉(大丸百貨店前)」下車・徒歩約2分という選択肢もあります。
この記事では、錦市場の公式アクセス案内と京都市交通局の運賃表をもとに、地下鉄と市バスの使い分け、1日券を買うべきかどうか、車で行く場合の提携駐車場と「17:00以降は出庫できない」という落とし穴、着いてからの食べ歩きマナーまで、出発前に決めておきたい段取りをまとめました。
・京都駅から錦市場への地下鉄・市バス・車の比較と、状況別のおすすめ
・地下鉄220円/市バス230円/1日券1,100円のどれを選ぶかの判断軸
・提携駐車場アミカーレ錦の台数・料金と、17:00以降に出庫できない注意点
・錦市場の公式マナー(食べながら歩かない)と、着いてからの回り方
京都駅から錦市場への行き方は3通り|迷ったら地下鉄烏丸線

いちばん読みやすいのは「地下鉄+徒歩約3分」
京都駅から錦市場へ向かうなら、まず地下鉄烏丸線を候補にしてください。錦市場の公式アクセスページには、電車での行き方として「地下鉄烏丸線『四条』駅下車徒歩約3分」と案内されています。京都駅も四条駅も同じ烏丸線の駅なので、乗り換えがありません。
地下鉄を推す理由は、所要時間が道路の混雑に左右されないことです。京都駅前から四条通にかけては、観光シーズンになると市バスもタクシーも渋滞に巻き込まれやすく、到着時刻が読みにくくなります。地下鉄なら、ホームに降りてから電車を待つ時間を含めても見通しが立ちやすく、ランチの予約や後の予定がある日に組み込みやすいルートです。
運賃は、京都市交通局の普通運賃表で1区が大人220円・小児110円です。ただし区数は駅間の距離で決まるので、乗る前に交通局の「地下鉄各駅間の区数」のページで京都駅〜四条駅が何区かを確認しておくと安心です(京都市交通局・駅間の区数と運賃)。
注意点は、京都駅の地下鉄乗り場がJRの改札から少し離れていることです。新幹線やJR在来線から乗り継ぐ場合は、案内表示に沿って地下へ降りる時間を見込み、時間に余裕を持って動いてください。
乗り換えなしで錦市場の近くまで行けるのは市バス5系統
もう一つの公式ルートが市バスです。錦市場の公式アクセスページでは「京都駅から市バス5系統『四条高倉(大丸百貨店前)』下車徒歩約2分」と案内されています。バス停から錦市場までの徒歩時間は、地下鉄の四条駅からより短い約2分です。
運賃は京都市交通局の均一区間運賃で大人230円・小児120円(小児は6歳以上12歳未満)です。地下鉄の1区運賃(大人220円)との差は小さいため、運賃より「待ち時間」と「車内の混み具合」で選ぶのが現実的です。
市バスが向いているのは、階段の上り下りを減らしたいときや、地上の景色を見ながら移動したいときです。一方で、京都駅前のバスターミナルは観光シーズンに乗車待ちの列が長くなりやすく、満員で1本見送ることもあります。道路状況で所要時間も変わるので、時間に追われている日は地下鉄を優先しましょう。
段取りとしては、京都駅に着いた時点でバスのりばの列を一度見て、列が短ければバス、長ければ地下鉄と、その場で切り替えられるようにしておくと迷いません。
徒歩・タクシー・車はどんなときに選ぶ?
徒歩は、京都駅から烏丸通を北へ向かえば道順そのものはシンプルですが、地下鉄の数駅分の距離を歩くことになるため、食べ歩きの前に体力を使いたくない人には向きません。散策そのものを楽しみたい日や、天気のよい季節に寄り道しながら向かう場合の選択肢と考えてください。徒歩の所要時間は、出発前に地図アプリで経路を確認しておくと計画が立てやすくなります。
タクシーは、高齢の家族と一緒のときや荷物が多いときに便利です。ただし錦市場の通りは道幅3.3〜5メートルのアーケード商店街なので、車で市場の中まで入ることは想定しないでください。降りる場所は四条通側など大きな通りになり、そこから少し歩きます。
車は、京都市外から来て京都駅に立ち寄らない人向けのルートです。錦市場には提携駐車場「アミカーレ錦」がありますが、収容は14台で、営業は10:00〜17:00です。詳しくは後半の駐車場の章で触れますが、満車や出庫時間の制約を考えると、京都駅から向かう場合は公共交通機関のほうが段取りは組みやすいです。
次の表は、錦市場公式と京都市交通局の公式情報をもとに、京都おでかけノートが3つのルートを並べたものです。
京都おでかけノート調べ(錦市場公式アクセスページ・京都市交通局運賃案内より)
| 比較項目 | 地下鉄烏丸線 | 市バス5系統 | 車(アミカーレ錦) |
|---|---|---|---|
| 降りる場所 | 四条駅 | 四条高倉(大丸百貨店前) | 錦市場の提携駐車場 |
| 錦市場までの徒歩 | 約3分 | 約2分 | 至近 |
| 大人の運賃・料金 | 1区 220円 | 230円 | 普通車 初めの1時間500円 |
| 小児 | 1区 110円 | 120円 | ― |
| 渋滞の影響 | 受けにくい | 受ける | 受ける |
| 向いている人 | 時間を読みたい人 | 階段を減らしたい人 | 17:00前に戻れる人 |
地下鉄で行くなら、どの電車に乗ってどこで降りる?
京都駅では「国際会館方面」に乗る
京都駅から錦市場へ向かうときは、烏丸線の国際会館方面の電車に乗ります。烏丸線は京都駅から北へ烏丸通の地下を走り、四条駅はその途中にあります。反対方向の竹田方面に乗ってしまうと錦市場から離れていくので、ホームに降りる前に行き先表示を確認してください。
京都駅の烏丸線ホームは、ホームの両側で方面が分かれています。初めての人がよく迷うのはここで、改札を通ったあとに「どちらのホームへ降りるか」の表示を見落とすと、逆方向に乗ってしまいがちです。案内表示の「国際会館」の文字を目印にすれば迷いません。
朝の通勤時間帯は烏丸線もビジネス利用の人で混みます。観光の予定に余裕があるなら、通勤ラッシュが落ち着いてから出発すると、車内でスーツケースやベビーカーを置くスペースも確保しやすくなります。
注意点として、京都駅は地下鉄・JR・近鉄の乗り場が集まっていて、地下通路も広いです。近鉄から乗り継ぐ場合も含め、「地下鉄烏丸線」の表示を追い、迷ったら駅係員に「四条駅に行きたい」と伝えるのが早道です。
四条駅から錦市場までは公式で徒歩約3分
四条駅で降りたら、地上に出て錦市場へ向かいます。錦市場の公式アクセスページの案内は「地下鉄烏丸線『四条』駅下車徒歩約3分」です。四条駅は四条通と烏丸通の交差点の地下にあり、錦市場はそこから東側、四条通の一本北側の錦小路通にあります。
錦市場は東西約390メートルの細長い商店街なので、四条駅から向かうと西側の入口から入る形になります。西から東へ歩き抜けると、出口側の繁華街へそのまま出られるので、帰りは同じ道を戻らずに別の駅から帰る計画も立てられます。
四条駅の地下は、同じ交差点にある阪急京都線の烏丸駅と地下でつながっています。地上へ出る出口が複数あるので、駅構内の案内図で「錦市場」や「四条通・東側」の方向を確認してから上がると、地上に出たあとに向きを迷いません。
雨の日は、地下通路を使ってできるだけ東寄りの出口まで歩くと、地上を歩く距離を短くできます。錦市場の中はアーケードがあるので、入ってしまえば傘をさす必要はほとんどありません。
阪急で来た人・帰る人は「烏丸駅」も同じ場所
錦市場の公式アクセスページには、地下鉄と並んで「阪急京都線『烏丸』駅下車徒歩約3分」という案内もあります。大阪方面から阪急で来る人は、京都駅を経由せず烏丸駅で降りれば同じように錦市場へ歩けます。
京都駅から行く人にとっても、この情報は帰りの段取りに役立ちます。錦市場で買い物をしたあと、大阪方面へ帰るなら京都駅に戻らず阪急烏丸駅から乗る、京都駅から新幹線で帰るなら地下鉄四条駅へ戻る、というように、帰り先によって駅を選べます。
家族やグループで来て、帰り先がばらばらになるケースでも、錦市場の西側に集合すれば地下鉄・阪急のどちらにもすぐ歩ける位置です。集合場所を決めるときの目印にしてください。
注意点として、阪急の運賃は京都市営地下鉄とは別の事業者の運賃なので、地下鉄・バス1日券は阪急線では使えません。1日券を買った日は、帰りも地下鉄四条駅から京都駅へ戻るほうが追加の運賃がかかりません。
地下鉄の運賃は区数で決まります。京都駅〜四条駅の区数は、京都市交通局の地下鉄の運賃ページと区数表で乗る前に確かめておくと、券売機の前で迷いません。普通運賃は1区が大人220円、2区が大人260円です。
ICカードとベビーカーの段取り
交通系ICカードを持っていれば、券売機に並ぶ必要がありません。観光シーズンの京都駅の券売機は、運賃表を見ながら切符を買う旅行者で列ができやすいので、ICカードがあると京都駅での待ち時間を短くできます。
ベビーカーで地下鉄を使う場合は、エレベーターの位置を最初に確認しておきましょう。京都駅も四条駅も複数の出入口があり、エレベーターのある出口は限られます。駅構内の案内図でエレベーターのマークを探し、地上に出る出口を決めてから動くと、階段の前で引き返す手間が省けます。
小学生の子どもと一緒なら小児運賃です。京都市交通局の案内では、小児は6歳以上12歳未満と定義されています。地下鉄の1区なら小児110円です。
注意点として、朝の通勤時間帯の烏丸線は混み合います。ベビーカーや大きな荷物があるときは、ラッシュの時間を外して乗るだけでも移動のストレスが減ります。
市バス5系統はどんな人に向いている?

降りるバス停は「四条高倉(大丸百貨店前)」
市バスで行く場合、乗るのは5系統、降りるのは「四条高倉(大丸百貨店前)」です。錦市場の公式アクセスページでは、このバス停から徒歩約2分と案内されています。バス停名に大丸百貨店の名前が入っているので、車内アナウンスでも聞き取りやすく、降り過ごしにくいのが特徴です。
京都駅前のバスターミナルには多くの系統の乗り場が並んでいます。5系統の乗り場はターミナルの案内板や、京都市交通局の乗り場案内で確認してください。行き先表示に「5」とあることを確かめてから乗車しましょう。
四条高倉で降りたら、北へ少し歩くと錦市場の通りに出ます。地下鉄の四条駅から向かうより錦市場の中ほどに近い位置に出られるため、市場の東西どちらへも動きやすいのが市バスの利点です。
注意点として、5系統は錦市場の近くを通ったあとも先へ走る路線です。降りるバス停を一つ過ぎると戻るのに時間がかかるので、四条通に入ったら降車ボタンを押す準備をしておきましょう。
運賃は大人230円・小児120円の均一区間
京都市交通局の案内では、市バスの均一区間の運賃は大人230円・小児120円です。京都駅から四条高倉までは均一区間の中なので、距離に関係なくこの運賃で乗れます。
地下鉄1区の大人220円と比べると、市バスのほうがわずかに高くなります。ただ、運賃差は小さいので、選ぶ基準は「どちらが早く・ラクに着けるか」で十分です。階段を減らしたい、乗ったらそのまま地上で降りたい、という人には市バスが合っています。
支払いは交通系ICカードが便利です。現金で払う場合は小銭を用意しておくと、降りるときに後ろの人を待たせずに済みます。バスの車内で両替をする時間はできるだけ避けたいところです。
当日に市バスと地下鉄を何回も乗る予定があるなら、後の章で紹介する地下鉄・バス1日券を使う選択肢もあります。往復で使うだけなら普通運賃で十分です。
原因:京都駅前のバスターミナルは観光客が集中し、紅葉・桜の時期や連休は乗車待ちの列が長くなります。満員で乗れず次のバスを待つうちに、地下鉄なら着いていた時間を過ぎてしまうことがあります。
対策:バスのりばの列を見て、長ければ迷わず地下鉄烏丸線に切り替えます。錦市場は地下鉄四条駅から徒歩約3分なので、ルートを変えても到着場所はほとんど変わりません。
渋滞と満員を避けるなら時間帯を選ぶ
市バスは道路を走るので、渋滞の影響を受けます。京都駅前から四条通にかけては、観光シーズンの週末や連休に車が増えやすく、時刻表どおりに着かないことも珍しくありません。
バスで行くと決めているなら、出発の時間帯を工夫しましょう。朝の早い時間帯は観光客がまだ少なく、バスも比較的空いています。錦市場の各店舗が開く時間に合わせて、少し早めに京都駅を出る計画にすると、車内でも座れる可能性が上がります。
逆に、昼前後は京都駅に到着した観光客がそのままバスに乗るため、のりばが混みやすい時間帯です。この時間に京都駅を出る場合は、最初から地下鉄を選んだほうが段取りは崩れにくくなります。
帰りも同じで、夕方の四条通は買い物客や帰宅の人で混雑します。新幹線の時間が決まっている日は、帰りだけでも地下鉄にしておくと、渋滞で乗り遅れる心配を減らせます。
ベビーカー・スーツケースならバスと地下鉄のどっち?
荷物が多い日は、地上で乗り降りできる市バスのほうがラクに感じる人もいます。地下鉄のように駅の階段やエレベーターを探す必要がなく、バス停からバス停へ移動できるからです。
ただ、混雑したバスの車内でベビーカーや大きなスーツケースを置くスペースを確保するのは難しい場面があります。満員のバスでは乗車をためらうこともあるでしょう。混雑が予想される時間帯は、エレベーターのある出口を確認したうえで地下鉄を使うほうが、結果的にスムーズなことが多いです。
大きなスーツケースは、錦市場へ持ち込まないのが基本です。錦市場の通りは道幅3.3〜5メートルと狭く、人通りの多い時間帯は荷物を引いて歩くのが難しくなります。京都駅で荷物を預けてから向かうと、市場の中も歩きやすくなります。
注意点として、駅のコインロッカーは観光シーズンに埋まりやすいので、到着したらまず荷物を預ける、という順番で動くのがおすすめです。
地下鉄・バス1日券1,100円は買ったほうが得?
1日券は「24時間券」ではない
京都市の地下鉄・バス1日券は、大人1,100円・小児550円です。公式の案内では、有効期間は「ご利用日1日(24時間券ではありません)」とされています。つまり、使い始めた時刻から24時間ではなく、使った日の終わりまでが有効です。
午後に京都駅に着いてから使い始めても、その日の終わりまでしか使えません。1日券を買うなら、朝から複数の場所を回る日にするのが基本です。京都駅から錦市場へ行き、そのまま市内の別の観光地へ移動する予定がある日に向いています。
対象になるのは市営地下鉄と市バスの全線で、そのほかに京都バス・京阪バス・西日本JRバスの一部路線を除く区間でも使えます(地下鉄・バス1日券 公式案内)。
注意点として、阪急や京阪電車、JRの電車では使えません。錦市場の帰りに阪急烏丸駅から乗る予定なら、その区間は別に運賃がかかります。
京都駅と錦市場の往復だけなら普通運賃で足りる
京都駅と錦市場を往復するだけなら、1日券を買う必要はありません。地下鉄の1区は大人220円、市バスは大人230円なので、往復で乗る回数は2回です。1日券の大人1,100円と比べると、往復だけなら普通運賃のほうが安く済みます。
1日券が活きるのは、錦市場のあとに市バスや地下鉄で別の観光地へ向かい、さらに乗り継ぐような日です。乗車回数が増えるほど1日券のほうが有利になるので、当日の予定を書き出して、何回乗るかを数えてから決めましょう。
例えば、午前に錦市場、午後に清水寺や金閣寺へ、という組み方なら、市バスの乗車回数が増えやすく1日券の候補になります。錦市場だけを目的に来て京都駅に戻る日なら、ICカードで普通運賃を払うのが手軽です。
京都駅を起点に市内の定番スポットを回る順番は、次の記事でも紹介しています。

子ども連れは小児550円の1日券を比較する
子ども連れの場合、小児の運賃は大人の半額程度です。京都市交通局の案内では、小児は6歳以上12歳未満で、市バスは120円、地下鉄の1区は110円、1日券は小児550円です。
家族で動くときは、大人と子どもの人数分の運賃がかかるので、乗車回数が多い日ほど1日券の比較が意味を持ちます。逆に、京都駅と錦市場の往復だけなら、子どもの分も普通運賃で十分です。
小さな子どもと一緒だと、乗り換えや待ち時間でぐずってしまうこともあります。運賃の比較だけでなく、移動の回数そのものを減らす計画にすると、子どもにも大人にも負担が少なくなります。錦市場の周辺で昼食までまとめて済ませるのも一つの方法です。
注意点として、1日券の購入場所や販売方法は変わることがあります。購入前に公式案内のページで最新の情報を確認してください。
車で錦市場へ行くなら駐車場はどこ?
提携駐車場「アミカーレ錦」は14台
車で錦市場へ行く場合、錦市場の公式アクセスページで案内されているのが提携駐車場「アミカーレ錦」です。駐車利用時間は10:00〜17:00、車の収容台数は14台、自転車は約10台です。
14台という台数は、観光客が多い日にはすぐ埋まってしまう規模です。週末や連休に車で錦市場を目指すと、駐車場が満車で周辺をぐるぐる回ることになりかねません。車で行くなら、満車のときにどこへ停めるかまで決めてから出発しましょう。
京都市内の中心部は一方通行の道が多く、錦市場の周辺も細い道が入り組んでいます。不慣れな人が駐車場を探して走るのは負担が大きいので、カーナビに目的の駐車場を登録してから向かうのが基本です。
家族連れで車を使う場合も、錦市場の近くまで車で行こうとせず、少し離れた場所に停めて公共交通機関で向かうほうが、時間の見通しが立てやすくなります。
| 住所 | 京都市中京区 富小路四条上る西側 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00 |
| アクセス | 錦市場至近 |
| 駐車場 | 車14台・自転車約10台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
料金は初めの1時間500円、以降1時間ごと300円
アミカーレ錦の通常料金は、錦市場の公式アクセスページによると次のとおりです。普通車は初めの1時間500円、大型車は初めの1時間700円で、以降は1時間ごとに300円です。
錦市場で食べ歩きや買い物をすると、思ったより時間がかかるものです。東西約390メートルの通りに店が並んでいるので、気になる店をのぞきながら歩くと、駐車時間は延びがちです。料金を抑えたいなら、滞在時間の目安を決めてから車を停めましょう。
次の表は、錦市場の公式アクセスページに記載されたアミカーレ錦の情報を、京都おでかけノートが整理したものです。
| 項目 | 内容(公式) | 段取りのポイント |
|---|---|---|
| 駐車利用時間 | 10:00〜17:00 | 17:00以降は出庫不可 |
| 収容台数 | 車14台・自転車約10台 | 満車時の代わりを決めておく |
| 普通車 初めの1時間 | 500円 | 大型車は700円 |
| 以降 | 1時間毎 300円 | 滞在時間を先に決める |
| 宿泊扱い | 17:00〜翌朝10:00 一律1,500円 | 割引なし |
17:00を過ぎると翌朝まで出庫できない
アミカーレ錦でいちばん気をつけたいのが出庫時間です。錦市場の公式アクセスページには「17:00以降の出庫はできません。それ以降は宿泊扱いとなります」と書かれています。宿泊扱いの料金は17:00〜翌朝10:00で一律1,500円(割引なし)です。
これは、夕方まで錦市場や周辺で過ごす予定の人にとっては大きな制約です。例えば、昼に錦市場で食べ歩きをして、そのまま四条通周辺で買い物を続け、気づいたら17:00を過ぎていた、という場合、車はその日のうちに出せません。
日帰りで来ている人にとって、これは帰りの予定そのものが崩れる事態です。車でアミカーレ錦を使うなら、17:00より前に駐車場へ戻ることを前提に、逆算して行動計画を立ててください。
スマートフォンのアラームを16時台にかけておく、同行者と「何時に駐車場集合」と決めておくなど、時間を忘れない仕組みを作っておくと安心です。
原因:提携駐車場アミカーレ錦は駐車利用時間が10:00〜17:00で、17:00以降は出庫できず宿泊扱いになります。錦市場のあとに周辺で買い物を続けると、この時間を過ぎやすくなります。
対策:夕方以降も四条周辺で過ごす日は、最初から時間制限のない駐車場や、京都駅周辺に車を停めて地下鉄で向かう計画にします。アミカーレ錦を使う日は、駐車場へ戻る時刻を同行者と決めておきます。
満車・夕方以降の予定があるなら「京都駅に停めて地下鉄」
アミカーレ錦が満車のときや、夕方以降まで予定がある日は、車を錦市場の近くまで持ち込まない計画に切り替えましょう。京都駅周辺の駐車場に停めて、地下鉄烏丸線で四条駅へ向かえば、錦市場まで徒歩約3分です。
実は、京都市外から車で来る人ほど、この「京都駅に停めて地下鉄」の組み方が向いています。四条通周辺は一方通行と渋滞で車の移動に時間がかかりやすく、錦市場の近くで駐車場を探すより、地下鉄に乗ったほうが結果的に早く着くことが多いからです。帰りも渋滞の中を四条通から出る必要がなくなります。
京都駅周辺の駐車場を使う場合は、駐車場の営業時間や最大料金の有無を事前に確認しておきましょう。京都駅で昼食をとってから錦市場へ向かう、錦市場のあと京都駅に戻ってお土産を選ぶ、という組み方もしやすくなります。
京都駅で子ども連れのランチを組む場合の階ごとの選び方は、こちらの記事で紹介しています。

錦市場に着いたらどう回る?食べ歩きのルールは?
通りは東西約390メートル、端から端へ歩き抜ける
錦市場は、錦小路通に沿って東西約390メートル続くアーケード商店街です。錦市場の公式サイトでは、道幅3.3〜5メートルの錦小路通の両側に店が軒を連ねていると紹介されています。
地下鉄四条駅から来た人は西側から、市バスで四条高倉から来た人は中ほどから入ることになります。通りは一本道なので迷うことはありませんが、道幅が狭いため、人通りの多い時間帯は立ち止まって写真を撮るだけでも流れを止めてしまいます。
回り方の基本は、端から端へ一方向に歩き抜けることです。行ったり来たりすると人の流れに逆らう場面が増え、時間もかかります。気になる店は最初に一通り見て回り、帰り道にまとめて買い物をする、という順番でも構いませんが、帰り道が混んでいることもあるので、欲しいものはその場で買うほうが確実です。
錦市場は、1615年に江戸幕府から公認された魚市場の一つとして記録が残り、1993年に現在の赤・黄・緑のアーケードが完成しています。長く「京の台所」と呼ばれてきた通りなので、観光客だけでなく食材を買いに来る人もいることを意識して歩くと、気持ちよく回れます。
| 住所 | 〒604-8054 京都府京都市中京区西大文字町609番地 |
| 電話番号 | 075-211-3882 |
| アクセス | 地下鉄烏丸線「四条」駅下車徒歩約3分/阪急京都線「烏丸」駅下車徒歩約3分/京都駅から市バス5系統「四条高倉(大丸百貨店前)」下車徒歩約2分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
食べ歩きは「お店の前か店内で」が公式ルール
錦市場で最初に知っておきたいのが、食べ歩きのマナーです。錦市場の公式サイトでは「食べながら歩く行為はご遠慮下さい。お買い求め頂いたお店の前やお店の中でお召し上がり下さい」と案内されています。迷惑やトラブルになる場合があるため、という理由も添えられています(京都錦市場 公式アクセス・マナー案内)。
意外と知られていないけれど、錦市場は「食べ歩きの名所」というイメージとは違い、公式には歩きながら食べることを控えるよう呼びかけています。道幅が狭い通りで人が行き交うため、食べ物を持って歩くと他の人の服を汚したり、ぶつかったりするリスクがあるからです。
買ったものは、その店の前や店内の飲食スペースで食べ終えてから次の店へ移る、という流れで回りましょう。これを前提にすると、一度にたくさん買い込むより、1店舗ずつ少しずつ買って食べるほうが歩きやすくなります。
ゴミは、買った店で引き取ってもらえるか確認するか、持ち帰る準備をしておきましょう。小さな袋を一枚持っていくと、子ども連れのときも慌てずに済みます。
錦市場の公式ルールは「食べながら歩かない」。買ったお店の前か店内で食べ終えてから次へ移ります。道幅は3.3〜5メートルなので、立ち止まるときは通行の妨げにならない位置を選びましょう。
営業時間は店ごとに違う|振興組合か各店舗で確認を
錦市場は一つの施設ではなく、多くの店が集まった商店街です。そのため、市場全体で統一された営業時間や定休日があるわけではありません。錦市場の公式サイトの主要ページでは市場全体の営業時間が見当たらないため、行きたい店が決まっている場合は各店舗、または京都錦市場商店街振興組合に電話で確認してください(電話番号は下の施設カードに掲載しています)。
朝早く行きすぎると、まだ開店準備中の店が多いこともあります。逆に夕方遅くは、売り切れや閉店の早い店が出てきます。目当ての店がある日は、その店の営業時間を先に調べてから京都駅を出る時刻を決めると、無駄足を防げます。
定休日も店によってばらばらです。週の中で休みが重なる曜日があると、通り全体が静かに感じられることもあります。特定の店を目的にしている場合は、曜日の確認を忘れないようにしましょう。
錦市場の公式サイトでは、お知らせとして登録店舗で使えるキャンペーンなどの情報も掲載されています。出かける前にトップページのお知らせ欄を一度見ておくと、当日の段取りに役立ちます。
混雑を避けたいなら早めの時間帯を狙う
錦市場は京都の定番スポットなので、観光シーズンや週末は通りが人で埋まります。道幅が狭いため、混雑すると前に進むのにも時間がかかり、店の前で立ち止まることも難しくなります。
混雑を避けたいなら、多くの店が開き始める時間帯に合わせて早めに着く計画にしましょう。京都駅を早めに出て地下鉄で向かえば、渋滞の影響を受けずに予定どおりの時刻に到着できます。昼食どきは観光客が集中しやすいので、昼前に一通り回り終える計画にすると歩きやすくなります。
平日と週末でも混み具合は変わります。日程を選べるなら平日の午前中が狙い目です。連休や紅葉・桜のシーズンは、平日でも観光客が多い日があるので、時間帯の工夫を優先しましょう。
雨の日は、アーケードのある錦市場に人が集まりやすい傾向もあります。屋根があるので傘をささずに歩ける反面、人の密度が上がることを想定して、時間に余裕を持って回ってください。
同行者別に選ぶ、京都駅からのおすすめルート
子ども連れは「午前に地下鉄」で動く
子ども連れで京都駅から錦市場へ行くなら、午前中に地下鉄で向かう計画が組みやすいです。地下鉄烏丸線は渋滞の影響を受けにくく、四条駅から錦市場までは徒歩約3分なので、子どもが歩く距離も短く済みます。
小学生の子どもは小児運賃で、地下鉄の1区なら110円、市バスなら120円です。乗車回数が少ない日は普通運賃で十分です。
錦市場の通りは道幅が狭く、混雑時はベビーカーを押して歩くのが難しくなります。人の少ない午前中に回るか、抱っこひもを使うなど、ベビーカー以外の手段も用意しておくと安心です。錦市場の中の授乳室やおむつ替えの場所は、錦市場の公式サイトの主要ページでは見当たらないため、近くの商業施設の設備を事前に調べておくか、振興組合に電話で確認してください。
錦市場のあと、四条周辺で子ども連れのランチをとるなら、大丸のベビールームを使う回り方を紹介した記事も参考になります。

年配の家族と一緒なら市バスかタクシーで歩く距離を減らす
足腰に不安のある年配の家族と一緒なら、階段の上り下りを減らせる市バス5系統が選択肢になります。四条高倉(大丸百貨店前)で降りれば、錦市場まで徒歩約2分です。
ただし、観光シーズンの市バスは混雑で座れないこともあります。立ったまま揺れる車内で過ごすのが心配なら、タクシーで四条通沿いまで行く方法も検討しましょう。複数人で乗れば、移動の負担を大きく減らせます。
地下鉄を使う場合は、京都駅・四条駅のエレベーターの位置を事前に確認しておきましょう。駅構内の案内図で出口を決めておけば、階段を避けて地上に出られます。
錦市場の中は一本道ですが、混雑時は人の流れに合わせて歩く必要があります。年配の家族と一緒なら、途中の店で座れる場所を探しながら、休憩を挟みつつ回るのがおすすめです。
雨の日は地下鉄とアーケードで濡れずに回る
雨の日に京都駅から錦市場へ行くなら、地下鉄が向いています。京都駅は地下で乗り場までつながっていて、四条駅から錦市場までは徒歩約3分です。錦市場の通りはアーケードになっているので、中に入ってしまえば傘をさす必要はほとんどありません。
市バスの場合は、京都駅前のバスターミナルでの待ち時間や、四条高倉で降りてから錦市場までの徒歩で雨に当たります。バス停から錦市場までは徒歩約2分と短いですが、荷物が多い日や子ども連れの日は、地下鉄のほうが濡れずに済みます。
雨の日の錦市場は、屋根のある場所を求めて観光客が集まりやすくなります。晴れの日以上に混雑することもあるので、時間帯の工夫は雨の日ほど大切です。
濡れた傘は、店に入る前にたたんで、通りで他の人に当てないように気をつけましょう。傘袋を一枚持っていくと、店内でも周りに気を遣わずに済みます。
選び方を表で整理すると
同行者や天気、荷物の量によって、選ぶべきルートは変わります。地下鉄と市バスのメリット・デメリットを整理すると、次のようになります。
| 地下鉄烏丸線(四条駅) | 市バス5系統(四条高倉) |
|---|---|
| ○ 渋滞の影響を受けにくい ○ 雨の日も濡れる距離が短い ○ 1区は大人220円 △ 駅の階段・エレベーター探しが必要 △ 朝の通勤時間帯は混む | ○ 錦市場まで徒歩約2分 ○ 地上で乗り降りでき階段が少ない ○ 大人230円の均一区間 △ 観光シーズンはのりばに列 △ 渋滞で到着時刻が読みにくい |
時間を読みたい日・雨の日・子ども連れの午前は地下鉄、階段を減らしたい日でバスのりばが空いているときは市バス、と覚えておけば、京都駅で迷う時間をなくせます。帰り先が大阪方面なら、錦市場の西側から阪急烏丸駅に歩いて帰る組み方も選べます。
まとめ|京都駅から錦市場は地下鉄を基本に、状況で市バスへ
まずは当日の予定を書き出して、京都駅を出る時刻と、錦市場で目当てにしている店の営業時間を確認しておきましょう。京都駅に着いたらバスのりばの列を一度見て、長ければ地下鉄に切り替える、という判断だけ決めておけば、当日迷うことはありません。
※運賃・駐車料金・営業時間は変更されることがあります。お出かけ前に錦市場公式サイトと京都市交通局の公式案内で最新情報をご確認ください。

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