二条城を見学したあと清水寺へ向かいたいけれど、直通のバスが見つからなくて戸惑う方は多いです。二条城前バス停から清水寺方面へ直行する市バス路線はなく、移動手段は地下鉄+京阪電車・市バスの乗り継ぎ・タクシーの3ルートに分かれます。それぞれ所要時間も渋滞リスクもまったく異なるため、出発前にルートを決めておくと現地で迷いません。
この記事では、3ルートの乗り方・所要時間を比較したうえで、地下鉄・バス1日券のお得度、朝から二条城→清水寺を回すモデルコース、駐車場の落とし穴、子連れ・ベビーカーの段取りまでまとめました。
・二条城→清水寺の3ルート比較(地下鉄+京阪・市バス・タクシー)
・1日券1,100円と観光特急バスの使い分け
・朝8時45分から回すモデルコースと時間配分
・駐車場120台→54台に半減する春秋の注意点と子連れの段取り
二条城から清水寺は直通バスがない|3ルートの特徴を比較

二条城と清水寺はどちらも京都を代表するスポットですが、2つを直接結ぶ市バス路線がありません。移動手段は「地下鉄+京阪電車」「市バスの乗り継ぎ」「タクシー」の3つ。それぞれ渋滞の影響度と歩く距離がまったく違うので、先に特徴を比べておきましょう。
| 比較項目 | 地下鉄+京阪 | 市バス乗り継ぎ | タクシー |
|---|---|---|---|
| 渋滞の影響 | ほぼなし | 大きい | 大きい |
| 所要時間の目安 | 約40〜50分 | 約40〜60分 | 約15〜30分 |
| 歩く距離 | 長い(徒歩約25分) | 短め(徒歩計約20分) | 短い |
| 雨の日 | ○(地下移動が多い) | △(バス待ちで濡れる) | ○ |
| おすすめの場面 | 紅葉期・時間厳守 | 平日・のんびり旅 | 荷物多い・足が不安 |
出典:京都市交通局・京阪電車の公式情報、清水寺公式アクセスページ
紅葉シーズンや週末は「地下鉄+京阪」が安定。平日の空いている時間帯なら「市バス」でのんびり車窓を楽しむのもアリです。タクシーは荷物が多い日や足が不安な方の味方ですが、秋の午後だけは渋滞で時間が読めなくなるため避けたほうが無難です。
渋滞を避けるなら地下鉄+京阪が最も安定
時間を正確に読みたいなら、地下鉄東西線+京阪電車の組み合わせが最も安定します。地下鉄は地下を走るため、紅葉シーズンや週末の道路渋滞にまったく左右されません。二条城前駅から三条京阪駅まで地下鉄で移動し、京阪本線に乗り換えて清水五条駅で下車、そこから清水寺まで徒歩約25分(清水寺公式)という流れです。乗り換えが1回ありますが、三条京阪の地下通路は案内表示が整っていて迷いにくく、初めてでも問題なく移動できます。
紅葉の11月や桜の4月は東大路通のバスが大渋滞するため、午後に清水寺へ向かう計画なら地下鉄ルートが安心です。ただし清水五条駅から清水寺までの徒歩約25分には上り坂が含まれるため、歩く距離はいちばん長いルートになります。暑い時期やベビーカーの場合は途中で休憩をはさむ余裕を持って計画しましょう。夏場は水分補給も忘れずに。
市バスを乗り継げば歩く距離は短いが渋滞リスクあり
バスを使いたい場合は、二条城から堀川丸太町バス停まで歩いて202系統に乗るのが主なルートです。清水道バス停で降りれば清水寺まで徒歩約10分で、地下鉄ルートより歩く距離が短く済みます。平日の午前中など道路が空いている時間帯なら、車窓から京都の街並みを眺めながらのんびり移動できるのがバスのよさです。
ただし二条城前バス停から清水寺方面への直通系統がないため、堀川丸太町まで約10分歩く手間がかかります。さらに紅葉シーズンは東山方面のバスが大幅に遅れるため、到着時刻は道路事情次第になる点を理解しておきましょう。
タクシーは約15分で着くが紅葉期は読めない
道が空いていればタクシーは最速の移動手段で、二条城から清水寺周辺まで約15〜20分ほどで到着します。二条城前の堀川通沿いでは流しのタクシーもつかまえやすいですが、待機台数は時間帯で変わります。小さな子ども連れや足の不安な方がいるグループ、大きな荷物を持っている場合には便利な選択肢です。
ただし清水寺の境内前まで車で入ることはできず、五条坂の途中で降りて歩く必要があります。紅葉シーズンの午後や週末は東大路通・五条坂が大渋滞し、通常の倍以上の時間がかかることもあります。メーター料金は渋滞で停車している間もかさむため、秋の午後にタクシーを使う場合は到着が遅れるリスクと料金の増加を織り込んでおきましょう。朝の早い時間帯に利用するほうがスムーズです。
地下鉄東西線+京阪電車の乗り方を順番に解説
渋滞を避けたい人におすすめの地下鉄+京阪ルートを、乗り場の順番どおりに案内します。
二条城前駅から三条京阪駅へは地下鉄で2駅
二条城の東大手門から二条城前駅の入口までは徒歩数分です。改札を通ったら東行き(三条京阪・六地蔵方面)のホームに向かいましょう。三条京阪駅までは2駅で、乗車時間は数分と短いため、座れなくても負担はほとんどありません。
地下鉄東西線は日中7〜8分間隔で運行しているので、時刻表を細かく調べなくてもホームで少し待てば次の電車が来ます。二条城の見学を終えてそのまま駅に降りれば、待ち時間を含めてもスムーズに出発できます。
三条京阪駅で地下鉄を降りたら、改札を出て「京阪電車のりば」の案内に沿って地下通路を進みます。乗り換えには数分かかるので、時間に余裕を持って移動しましょう。京阪のホームでは「出町柳方面」ではなく「淀屋橋・中之島方面」の電車に乗ってください。
京阪三条駅から清水五条駅は2駅目
京阪三条駅から清水五条駅(駅番号KH38)までは、淀屋橋・中之島方面へ祇園四条駅の次、2駅目です。普通・準急・通勤準急・急行が停まります。
乗車時間が短いため、座席にこだわる必要はありません。注意したいのは、快速特急「洛楽」・特急・快速急行・通勤快急は清水五条駅に停まらず、七条駅まで行ってしまうことです。ホームの案内表示で「普通」「準急」「急行」を確認してから乗車しましょう。
清水五条駅から清水寺まで徒歩約25分の坂道ルート
清水五条駅の出口を出て東へまっすぐ進むと、五条坂を経由して清水寺の仁王門まで徒歩約25分です(清水寺公式)。五条通を東に向かい、五条坂の交差点を左折して坂を上っていくルートです。途中までは平坦ですが、五条坂に入ると傾斜がきつくなっていきます。
実は、この徒歩約25分の道のりが地下鉄ルートの隠れた魅力です。五条坂の途中から清水坂に入ると、清水焼の陶器店やお土産屋が並ぶ参道の景色が広がり、歩く時間そのものが京都観光のハイライトになります。「移動」ではなく「散策」と考えると、このルートの長さがむしろ楽しみに変わるのです。坂の途中にはカフェや茶屋もあるので、疲れたら休憩を入れましょう。雨の日は石畳が滑りやすいので歩きやすい靴が必須です。

清水寺へ行くなら三年坂も歩いておきたい。けれど、どのバス停で降りて、どちら向きに歩けば坂と人混みに振り回されずに済むのか、地図を見ただけでは決めにくい場所です。…
市バスで向かうなら堀川丸太町から202系統

バスで移動したい場合のルートを整理します。前提として「二条城前から清水寺方面への直通バスがない」ことを押さえておきましょう。
二条城から堀川丸太町バス停まで徒歩約10分
202系統は堀川丸太町を通りますが、二条城前バス停には停車しません。そのため二条城から堀川丸太町バス停まで歩く必要があります。二条城の北側(北大手門付近)から堀川通を北へ進むと、堀川丸太町の交差点に出ます。距離は約800mで、歩いて10分ほどです。
堀川丸太町バス停にはバス行先が表示されているので、「祇園 清水寺・東福寺行き」の方面を探してください(京都市交通局 202系統ページ)。なお東大手門(正門)から出ると御池通方面に出るため、堀川丸太町へは北へ歩き直す必要があります。見学の最後に城内の北側にいれば、北大手門から出ると近道です。
202系統「清水道」で降りて清水寺まで徒歩10分
堀川丸太町から202系統に乗り「清水道」で下車すれば、清水坂を上って清水寺まで徒歩約10分です。バスの乗車時間は道路状況によりますが、順調なら20〜30分ほど。車窓から京都の東山方面の街並みを眺めながら移動できるので、のんびり旅をしたい方には向いています。
京都市交通局のサイトでは、系統ページの停留所が停車順とは限らない旨の注記があります。発車時刻を確認するときは京都市交通局の「ハイパー市バスダイヤ」を使うと正確です。1日券を持っていれば追加運賃なしで乗り継げるので、バス移動のハードルが下がります。
紅葉シーズンの東山方面バスは1時間遅れることも
10月下旬〜12月上旬の紅葉シーズンは、東山エリアを走る市バスが大幅に遅れます。東大路通や五条坂は観光バスやマイカーで渋滞し、通常20分で着く区間が1時間以上かかることもあります。「バスが来ない」「乗ったけど進まない」は秋の京都で起こりがちな失敗パターンです。
紅葉目的で訪れるのに、紅葉渋滞でバスが動かないというのは本末転倒。秋に二条城から清水寺へ向かうなら、バスではなく地下鉄+京阪ルートを選ぶのが段取り上手です。京都市交通局は混雑対策として臨時ダイヤや迂回ルートを設定することがあるので、出発前に京都市交通局の公式サイトも確認しましょう。
紅葉シーズン(10月下旬〜12月上旬)の東山方面は、市バスが時刻表どおりに来ないことが日常的に起こります。二条城→清水寺の移動にバスを使う場合は、遅延を見込んで到着を1時間以上早く見積もるか、地下鉄+京阪ルートに切り替えるのが安全です。
1日券1,100円と観光特急バスはどう使い分ける?
二条城から清水寺への移動を含む1日の観光で、交通費をお得にする方法を整理します。
地下鉄・バス1日券は運賃の合計が1,100円を超える日に元がとれる
地下鉄・バス1日券は大人1,100円、小児550円。地下鉄全線と市バス全線に加え、京都バス・京阪バス・西日本JRバスの一部路線でも使えます(京都市交通局公式)。市バスの均一区間は大人230円なので、バスだけなら5回乗ってようやく1日券(1,100円)を上回る計算です。地下鉄は距離で運賃が変わるため、乗る区間の運賃を足して1,100円を超えるかで判断しましょう。なお、地下鉄+京阪ルートの京阪電車は1日券の対象外で、別に運賃がかかります。
二条城と清水寺の2か所だけなら、個別に切符を買ったほうが安くなることが多いです。1日券は地下鉄駅の窓口や案内所で購入できます。市バス車内でも買えますが売り切れの場合があるため、確実に手に入れたい場合は先に窓口で買っておきましょう。
1日券(大人1,100円)を買うべきかは「その日に乗る地下鉄・市バスの運賃の合計が1,100円を超えるか」で判断します。市バスだけなら5回が目安です。提示すると二条城の入城料が800円→700円になる優待もあるので、その100円も含めて比べましょう。
観光特急バスEX100・EX101は土日祝だけの速達便
観光特急バスは大人500円、小児250円で京都駅から清水寺方面を結ぶ速達便です。EX100は京都駅前→五条坂(清水寺)→清水道→祇園→岡崎公園→銀閣寺前、EX101は京都駅前→五条坂(清水寺)の区間運行です(京都市交通局公式)。一般の市バスより停車数が少なく、速く到着します。
二条城から清水寺への直通には使えませんが、京都駅を起点に清水寺→祇園→銀閣寺と回りたい日に活躍します。地下鉄・バス1日券を持っていれば、追加料金なしで観光特急バスにも乗れます。なお清水道バス停は京都駅行きのみ停車する一方通行の扱いで、運行は土日祝のみ。平日に訪れる方は利用できません。
1日券提示で二条城の入城料が割引になる
「地下鉄1日券」または「地下鉄・バス1日券」を入城窓口で提示すると、利用当日に限り二条城の入城料(一般個人)が800円から700円になります。提示した本人1名のみ有効で、他の割引との併用はできません。
先に地下鉄の窓口で1日券を買ってから二条城に向かえば、入城料を少し節約できます。小さな金額差ですが、1日券の元をとりやすくなるひと工夫。この優待は変更される場合があるため、最新の情報は京都市交通局と二条城公式の料金ページで確認してください。
二条城から清水寺へ朝から回すモデルコース
二条城の開城時間と清水寺の拝観時間から逆算した、1日のモデルコースを紹介します。
8時45分の開城に合わせて二条城を1時間30分
二条城は8時45分に開城し、入城受付は16時まで、閉城は17時です。朝いちばんに入れば、混雑が少ないうちに二の丸御殿と庭園をゆっくり回れます。二条城公式FAQによると、二の丸御殿と二の丸庭園の見学所要時間は1時間から1時間30分程度。入城料は一般800円で、二の丸御殿の観覧券をセットにした入城券は一般1,300円です。
朝8時45分に入城し、10時15分ごろに見学を終えるのが理想的な流れです。本丸御殿も観覧する場合は事前予約が必要で、所要時間は全体で2時間30分から3時間になります。二の丸御殿には観覧休止日があり(12月26日〜28日、1月1日〜3日のほか、1月・7月・8月・12月の毎週火曜日。休祝日の場合は翌日)、2026年12月6日(日)は寛永行幸の再現行列のため入城受付が12時まで(駐車場の入庫も12時まで)に短縮されます。出発前に二条城公式サイトのお知らせを確認しましょう。
| 住所 | 〒604-8301 京都市中京区二条城町541 |
| 電話番号 | 075-841-0096 |
| 営業時間 | 8時45分~16時(閉城 17時) |
| 定休日 | 12月29日~12月31日 |
| アクセス | 地下鉄東西線 二条城前駅下車/東大手門から本丸御殿まで最短15〜20分 |
| 駐車場 | 第1駐車場(東側)乗用車120台(3~6月・9~11月は54台)・第3駐車場(南側)乗用車20台。入庫8:15~16:00 出庫18:00まで |
| 公式サイト | 公式サイト |
昼食をはさんで清水寺へ移動する午後の段取り
二条城を出たら、昼食をとってから清水寺へ向かうのがスムーズです。地下鉄ルートなら三条京阪で途中下車して三条通や先斗町エリアで食事をとり、食後に京阪で清水五条へ向かうプランが自然な流れです。バスルートなら四条河原町周辺で食事をとってから207系統に乗る選択もあります。二条城の見学で1時間30分、昼食で1時間と見積もると、清水寺への出発は12時〜13時ごろになるイメージです。
清水寺の開門は6:00、閉門は18:00です(清水寺公式。7月・8月は18:30閉門)。午後に到着しても拝観には十分な時間があります。拝観料は大人500円です(最新の料金は公式サイトで確認を)。お守りや御朱印の授与は8時ごろからなので、午前中に清水寺を訪れたい場合は二条城を後回しにする選択もあります。支払い方法は公式サイトに記載がないため、現金を用意しておくと安心です。
| 住所 | 〒605-0862 京都市東山区清水一丁目294 |
| 電話番号 | 075-551-1234 |
| 営業時間 | 6:00開門~18:00閉門(7.8月は18:30閉門)。夜間特別拝観期間中は21:00受付終了 |
| アクセス | 市バス「五条坂」(206・100系統)徒歩10分/「清水道」(207系統・京阪バス等)徒歩10分/京阪清水五条駅から徒歩約25分 |
| 駐車場 | 境内に駐車場なし。京都市清水坂観光駐車場(075-561-4601)など周辺に一時預かり駐車場。時期により混雑 |
| 公式サイト | 公式サイト |
夕方に八坂神社まで足を伸ばす欲張りプラン
清水寺の拝観後、産寧坂(三年坂)・二年坂を下って八坂神社まで歩くと、約30分の散策コースになります。八坂神社は24時間参拝可能で拝観料もかかりません。清水寺の閉門後でも参拝できるため、夕方の時間を有効に使えます。清水寺を15時ごろに出れば、途中でお土産を見ながらでも16時前には八坂神社に着ける計算です。
清水寺→三年坂→二年坂→ねねの道→八坂神社のルートは、下り坂が中心で歩きやすく、途中の京都らしい町並みを堪能できます。このルートを加えると清水寺エリアで2〜3時間は見ておきましょう。帰りは八坂神社前の「祇園」バス停から市バスや観光特急バスEX100(土日祝のみ)で京都駅へ戻れるので、帰路の段取りも立てやすいです。1日券を持っていればバスの追加運賃を気にせず乗れます。
秋には清水寺で夜間特別拝観が行われます(2026年は11月21日〜30日)。日中に二条城と清水寺を回り、夕食後にライトアップを楽しむプランも組めます。拝観料や詳細は清水寺公式のイベントページで確認してください。

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車で回るなら二条城120台と清水寺「駐車場なし」の落とし穴
車での観光を考えている方に、2つのスポットの駐車場事情をまとめます。結論から言うと、紅葉シーズンは車よりも公共交通をおすすめします。
二条城の第1駐車場は春と秋に台数が半分以下になる
二条城の第1駐車場(東側)は通常120台の収容ですが、3月〜6月と9月〜11月のシーズン期間中は54台まで減ります。第3駐車場(南側)は20台のみ。入庫は8:15〜16:00で出庫は18:00まで(二条城公式アクセスページ)です。
平日の朝なら比較的停めやすいですが、週末や祝日は開城直後に満車になることもあります。春秋に車で二条城を訪れるなら、開城の8時45分に合わせて早めに到着するのが鉄則です。二条城の駐車場は来城者専用のため、清水寺に移動する際には出庫する必要があります。
二条城の第1駐車場は3月〜6月・9月〜11月に120台→54台へ半減します。特に桜や紅葉の週末は朝早くに満車になることも。車で訪れる場合は朝8時15分の入庫開始に合わせるか、地下鉄の二条城前駅を利用する選択肢も考えておきましょう。
清水寺は境内に駐車場がない
清水寺には境内に駐車場がありません(清水寺公式FAQ)。車で訪れる場合は京都市清水坂観光駐車場などの周辺駐車場を利用することになります。ただし紅葉シーズンは周辺道路ごと渋滞し、駐車場にたどり着くまで1時間以上かかることもあります。
車で二条城→清水寺と回る場合、二条城で出庫してから清水寺周辺の駐車場を探す流れになりますが、秋は確保に苦労します。「二条城の駐車場に車を置いたまま地下鉄で清水寺へ」という折衷案は、来城者専用のため使えません。五条坂・清水坂周辺は一方通行や時間帯による車両規制がかかることもあるため、事前に最新の交通規制情報を確認しておきましょう。
紅葉の東山エリアは公共交通が正解
紅葉シーズンに二条城と清水寺を1日で回るなら、車ではなく地下鉄+京阪電車が圧倒的に楽です。東山エリアは10月下旬〜12月上旬にかけて道路が著しく混雑し、通常15分の距離に1時間かかることも珍しくありません。地下鉄は渋滞と無関係に定時運行するため、紅葉シーズンほどメリットが大きくなります。
京都駅前やホテルに車を置いて、1日は公共交通で観光するスタイルがおすすめです。ホテルの駐車場に停めたまま出かけられれば、駐車場探しのストレスがゼロになります。1日券を持っておけば地下鉄とバスを自在に使い分けられ、混雑に応じて柔軟にルートを変えられます。
子連れ・ベビーカー・雨の日に知っておきたいこと
家族連れや天候が不安な日のために、二条城と清水寺それぞれの設備と注意点を整理します。
二条城の大休憩所に授乳室とおむつ替えスペース
二条城には大休憩所内に授乳室とおむつ替えスペースがあります(二条城公式FAQ)。大休憩所は食事や休憩もできる城内の施設なので、見学の前後に立ち寄れます。バリアフリートイレは西橋休憩所、清流園休憩所、緑の園東側にも設置されています。
城内はベビーカーでの移動もできますが、砂利道が多いため押しにくい箇所があります。二の丸御殿内は靴を脱いで上がるため、ベビーカーは入口で預ける形になります。本丸御殿は事前予約制で人数制限があるため、子連れで計画に入れる場合は早めに予約しましょう。
清水寺はベビーカーで本堂まで行ける道がある
清水寺には段差なく本堂まで繋がる道があり、ベビーカーでも境内を一周できます(清水寺公式FAQ)。身障者対応のトイレも複数あり、おむつ交換もそこで可能です。ただし授乳室の記載は公式サイトには見当たらないため、授乳が必要な場合は事前に窓口に相談するか、清水五条駅周辺で済ませておくのが安心です。
五条坂・清水坂は上り坂でベビーカーを押すのに体力を使います。子どもを抱っこしてベビーカーを折りたたむ場面も想定し、抱っこひもを持参しておくと安心です。境内はフタの閉まる飲み物を除き飲食の持ち込み・食べ歩きが禁止されています。お子さんのおやつは清水寺に入る前に済ませておきましょう。
二条城では大休憩所で授乳・おむつ替えを済ませてから清水寺へ移動しましょう。清水寺はベビーカーで本堂まで行ける道がありますが、五条坂の上りがきついので抱っこひもの併用がおすすめです。移動は地下鉄+京阪が安定で、駅にはエレベーターが設置されています。
雨の日は二条城の御殿見学を軸にする
雨の日は二条城の二の丸御殿見学を中心に据えると、屋内で京都の歴史にじっくり触れられます。御殿内の障壁画や「鶯張り」の廊下は、天候に関係なくじっくり楽しめる見どころです。見学は1時間から1時間30分程度かかるので、雨の日の観光の柱として十分な内容があります。
清水寺は屋外の舞台が最大の見どころのため、雨の日は景色が霞んでしまうことがあります。ただし雨の清水寺は人が少なく、しっとりとした雰囲気を味わえるという一面も。傘をさしながらの移動になるので、五条坂の石畳では足元に十分注意してください。歩きやすく滑りにくい靴で訪れるのが鉄則です。二条城の城内も砂利道が多いため、足元の準備は晴れの日でも欠かせません。雨の日の移動は特に地下鉄+京阪ルートが威力を発揮します。地下通路が多く、バス停で雨に打たれながら待つ必要がないためです。
まとめ
まずは1日のルートを「二条城→移動→昼食→清水寺→三年坂→八坂神社」の順で組んでみてください。移動手段は京都市交通局の1日券ページで最新の運賃と利用範囲を確認し、当日の天気と相談して地下鉄かバスかを決めると柔軟に動けます。

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